2017年6月26日

長生きしたい訳じゃない

絶不調。
去年の秋頃から身体の不調を感じていた。それ以前からも年齢に由来するだろう衰えもあって、何だか急に限界に直面した気分だ。
いろいろスポーツに係わっているので、それらの不調は明確に数値に現れてしまうわけで何となくとかの漠然としたものでは無く、症状や降下率、結果について科学的でさえあるのはむしろ好都合とも言えるだろう。年寄りはスポーツすべきなのだ。

まずは血圧。130~140と歳的にまともだったのが、急に160とか心配領域に突入する様になった。それに連動するかの様に、高負荷の運動時に動悸が起る様になった。そういう心肺機能の低下を感じ、負荷を続けることが困難になるような場面が頻発した。ランニング中に心肺機能が停滞し続けられなくなって歩いた。Triathlonのスイム中に泳げなくなり数分休んだ。普段の練習でメニューが消化できず端折る事が増えた。スイムレースのタイムが平均50m当り1.5秒悪化したーこれは致命的。
フィジカルでは、やたら脚筋が痙攣する様になった。50歳の時は4000mから脚がツったが55は3000m、60では2000mになり、春からはすぐツって、夜寝てる時もツってしまったり、異常な程。
慢性的に肩の筋肉が手が挙がらない程に痛い。温灸したり、マグネシウムでマッサージしたり。
そういう体験を通して衰えと認識しネガティブな考えに捕われて...そろそろ僕は限界なのだと。
挙句、危険な海のレースが怖いと感じる様になり、7月の3㎞は棄権しようか、9月のTriathlonはヤメようか...とか。

そんな折に定期健康診断。
いつも血圧と尿酸値以外まったく問題が無いのであるが、心配していた今年も同様だった。ただその2つの値がかなり上がっていた。
高齢の医者に得々と説教された「貴方!酒やめなさい」。
なんか久しぶりに怒られたなぁ。
心に残った。

丁度追い打ちをかける様に、トラの打ち上げで紹興酒飲み過ぎがたたって痛風で(痛)。

そんな訳で、肉体リフォームを敢行するに至ったのである。
血圧系では...。
酒は土曜しか飲まない!どうだ凄いだろう(涙目)。
血圧計を常用し、血圧を監視。最近出回っている血圧サプリを試す。
筋肉系では、試行錯誤の上、加齢に起因する筋肉量の低下が原因ではないかと考え、タンパク質を多く摂取し、筋肉量増々系サプリを試してみた。ムキムキになりたい訳では無いので半量程度の服用です。
始めて3ヶ月、何だか身体が軽いゾ、と明らかな改善を覚える。
動悸が止まった。
ツリ易い症状が出なくなった。
肩の痛みがいつの間にか無くなっていた。
練習メニューをこなせる様になった。
おいおい、なんだかヤバくない~っ、かなりね。
物事、好転すると全てがポジティブに変わる。ヤル気も上がるし、攻める気にもなる。チャレンジングであれば結果も出て来る。一時の落胆さえ、一連のチャレンジの中での価値ある行程だったかと思えて来る。
そう言えば、タバコも同じ様な理由でヤメたんだった。
まぁ、いずれにしろ僕の身体能力はかなり禁欲的管理を必要としてるのは確かだ。
このままだと長生きするのは間違いないな。

週イチの酒が女々しいって?いえそこは僕らしい...。