2011年10月24日

教訓に学ぶ

僕は根っからのMac党。
といっても、こだわってとか言う訳ではなくて、仕事で、Macデータで提出してほしいって依頼されたのがパソコン化の切っ掛け。
めちゃアナログの僕にいきなりパソコンなんてと途方に暮れていたら、なんとクライアントがマシン一式を送ってきてくれた。
太っ腹である。
そこまでされて出来ないなんて言えなくて、分厚い取説にフリーズしながらも、触っているうちに覚えてしまったっけ。
それ以来、いまだにWinは触ったこともない。こだわりではない、誰もくれないだけのことである。
そんな一途なユーザーだというのに、ご無体な仕打ち...。

マシンが息絶えた。突然何しても起動しない!オーマイゴッド。

...晴天の霹靂...

こんなときに限ってバックアップを怠っていたりして...ついつい3ヶ月も。TimeMachineがあるのに使えてなかった!。
...転ばぬ先のバックアップ...
...後悔先に立たず...
泣きべそかきながら、いつもお世話になっている千駄ヶ谷のMac専門修理屋へ飛び込んだ。
ハードディスクのトラブルだった。
ここに来れば、いつも何とかなるもんだが、期待に違わずデータをバッチリ抜き出してくれた。
...棄てる神あれば拾う神在り...
今日は修理出来て、ただいま復旧作業に追われてます(汗)。
外付HDDも買いました...。
...泥棒捕まえて縄をNow...
Lionは何かと?らしい、僕のも?。古めのマシンに新OSはご用心。
復旧はSnow Leopardで。
...温故知新...チト違うかな。
土日は手足もがれて何もすることが無い。
おかげで久々にスパイダーの下に潜れました。

PS.
HDD交換に際して少し高回転型になったのだが、これが実にサックサク超〜快適なのだ。担当いわくHDDは消耗品です、とな...承知!。

2011年10月17日

祭りの効能

招かれて「お祭り」というものをつぶさに見学してきました。考えてみればマトモに観るのは初めてかしら。
小平市民まつりだそうだが、ずいぶんと気合いの入った見事なものだった。大通りをホコテンにして参加者と見学者、出店で大にぎわい。町会ごとと思われるのだけど、それにしてはかなり立派な神輿がいくつも出て、そこらの神社顔負けの盛り上がりでした。
我がクニタチの全員参加オープンイベント型の市民祭とは趣きが正反対だね。文化を難しく語るよりワーッと盛り上がっちゃう、これアリですよ。

最も感心したのが皆のアデスガタ。
36回市民祭ですから、伝統というよりイイ意味でのファッションだろうけど、かなりの徹底度。いわばコスプレも文化的整合性?あるこういう方向なら不思議と違和感は湧いてこない。

祭りで拾ったファッションエトセトラ。皆さん真剣に楽しんでます。

パッチとか股引きとかいうパンツ。着物は平面なんてとんでもない、みごとな立体工作です。それもピッチピチでコンプレッション効果あるんだとか。サラシの腹巻きは担ぎ手必須の腰痛対策サポーターだった!。

おトーサンの手ぬぐいの冠り方が面白い。若者も手拭やタオルを冠ってるのを見かけるが、見習ったらウケると思う。
印半天は町名入りで町会ごとにデザイン違いの特注品。柄さえ合えば仲間です。

おネーサンのハチマキは前頭葉にチョコんと天使の輪。後ろまで回すのは野暮だったと納得。役に立つのと立たないのと、そのビミョーな狭間にオモシロイ領域が在るんです。

足元は雪駄に地下足袋、ワラジに裸足と様々です。
脚を踏み合うので下駄じゃだめなのだと気付かされる。
靴擦れのバンソーコーがあちこちに。

風呂敷のウエストポーチ、ナイスっす。
女子といえども祭りにだけは腰帯ですね。これをイナセと言うんでしょう。

アクセサリーかと思った木札は各地の銘入りで、祭り遠征の経歴を示す手練アイテムらしい。

枕木?背の低いオナゴが担ぐ時に肩に当てるスペーサー。女子といえども本気で担いでる気合いの証拠アイテム。
そういえば気分だけでぶら下がってるギャルの多いことったら♡。

2011年10月11日

美味解禁

昨日は34回目の結婚記念日。
というわけで、夜、夫婦でデートがてら焼き肉を食べに行った。




我が家族にとってこれは特別な意味を持つ。というのもマジで10年程まえから牛肉を食べない事として来たからだ。
あの頃騒ぎになっていた狂牛病問題を覚えているだろうか。あの事件を契機に、安全と肉食文化を見直す事にし、牛肉禁止令を発令してきたのである。ちょっと横暴かもしれないと思いつつ、食べ物について真剣に自身で判断することを学んでほしくてもあった。究極の食育のつもりだった。
それからは我が家の食卓に出る事も無ければ、マックにも入らないし、焼き肉なんてあり得なかったのだ。まぁ外食でどれだけ守ってくれたかは追求しないでいたけどね。
それがどうしてだか今年ついに解禁することにした。
そうするに値する特別な理由は起こっていない。もう事件は納まっているようだし、社会的な安全意識も高まって信頼性もましているようだし、皆大人になって自己判断できるようになったのかな、なんて、10年一昔とは良く言ったもので、自分の問題意識も薄らいで来たのだろう。ナマ肉事件が逆の契機となったのも確かだ。いや単純に食べたくなったのが本当のトコロだろうか。

しばらくぶりで何処に行ったらいいかわからず友人に聞いた府中の伊万里という焼き肉店で奮発した。
感動する程、美味しかった...

2011年10月8日

副作用で

連休の今朝、これが届いた (*⌒▽⌒*)ノ。
朝からドビッシーに浸って...投稿。
グラモフォン111、抜粋盤の効果が効きすぎて...ついに抗しきれずにAMAZONでフルセットを検索。
55枚組のBOX1はすでに限定2版目が完売廃盤で3倍以上のプレミア!。ビビって...ひょっとしたら3版目が出るかと淡い期待と共に頭かきむしりながらペンディング。出たばかりの56枚組BOX2は¥9990円で、間髪入れずにポチッ。
ホッ...
それにしてもこれだけの名盤が1枚=180円はありえない!。バラにすれば2〜3千円で売ってる訳だし、自分の首を絞めてるんと違うんか。今後二度と無い祭りだろうし、ファンでなくても買っておいて損は無い!とメッチャ得した気分に浸ってます。
それにしてもこれだけいっぺんに凄いのを目前にするとどれから聞いていいかクラクラしてくる。111枚あれば、このさき10年はCD買わずにすみそうです。

もし無人島に何か持って行けるなら、と聞かれれば...聖書よりコレっす。あっ電源...

2011年10月5日

怒濤の名曲

ずいぶんお世話になったグラモフォン社から創立記念アルバムが出た。僕にとってこの会社はクラシックと同義語。ジャケットの風格と黄色い銘板は象徴となっていて、是が付いていると安心してレコードを買えたものだった。
ドイツグラモフォン111、このグラフィックはコメントもはばかる眩さだが、中身は扱って来たアルバムから厳選されたという111曲が、誠っことまばゆい。流石なのだ、よくある何とか100選とは訳が違う。
だからなのか111だ。
CD111枚組BOX盤なのだ。
常々、僕は聞く曲の幅がきわめて狭い。クラシック愛好家と話していると話題に困ってしまう。ほとんど欠点だ。
そうして絶対買わないでいたであろう曲がイッパイ入っている。その割合は凡そ6〜70%にも及びそう、酷いもんだ。偏聴を自認する僕にとって、これは実はかなり嬉しい。
BOXはエライのでi-Tunesから抜粋盤をダウンロード。たった今から聞き始めているのだが、まだ6曲目、縁遠い歌劇、しかも○×なモーツァルトがイカッタ〜。
次から次へと曲の嵐、111枚を6枚にした抜粋盤のスピードに頭が追いつかない...
嬉しくて投稿。
食わず嫌いの中に思いもかけぬ好みを発見するというのは、確かにアルものなのである。

偏聴症の画期的特効薬です。