2013年3月30日

変態系

ただ者ではないな。
ファン廻りの不具合の根本的欠陥を探索しています。
前回のトラブルはファンベルトだけの問題ではなくて、もっと深い原因があったのです。
プーリーごとファンをバラしました。
プラスチックのファン取付をみて、仰天です。
8㎜ボルトが3本、10㎜頭のタッピングビスが3本で交互に止まっています。後家さんじゃなく、チャンと加工されています。こんな止め方見た事無いぞ。
シトロエンは流石である。

バラしたプーリーのセンター度をノギス計測してみました。
センターの偏芯が3ミリ!。
軸に対しての垂直度いわゆるフレは何と7ミリ!!。
目視で一発で判る程の変位です。
プレス板金パーツを溶接する造り、周囲にぶつけた痕跡が無いので最初からってことですね。
すげ〜部品精度です。
これでベルトがタコ踊りして異常摩耗し、妙な音等を発していた訳だ。こりゃ即交換なんだが...新しい部品もどの程度の精度なのか心配になって来た。

2013年3月18日

初体験

トライアスロンの練習のためということで、お仲間に誘われてロードレースを体験する羽目になった。
ランをはじめbikeも脚力の無さを認識していたので当然自信は全く無し。でも知らない世界を覗き込むって興味津々。怖いもの見たさってとこですかね。
今時ブームですから、すごい盛り上がりの数千人規模でびっくり仰天の大会です。
カテゴリーは4人で四時間の耐久レースクラス。一周5㎞のコースを交替しながら最多周回を目指します。僕の分担は...3周を2回/30キロ。
写真は驚愕の数百人いっせいのローリングスタート。中盤に位置したウチのチームからは、先頭も最後尾も見えません。数周後からはちらばって落ち着いた展開になって、順番が回って、新しいチャレンジに身を震わせドキドキは最高潮。興奮からコースインからあきらかなオーバーペース。
だけど不思議とそのペースが保ててしまう!?。
面白いね。
適当なスピードの集団を利用して引っ張ってもらい、先頭が疲れてスピードが下がったら一気に追い越したり、駆け引きのコツを掴める様になるとレースを実感しながら走りを楽しむ事が出来ました。
トラではドラフティング禁止で他車に近づくことは許されず淡々と漕ぎ続けるだけだったので、この面白さに感激です。
少しは自分の脚に自信が持てたのが収穫。
ここ埼玉県戸田の荒川河川敷は、昔よくダートラの練習に走ってた懐かしい場所。今はこんなにきれいに整備されて広大なスポーツパークになっていたなんて...。
40年の歳月をいつくしみ、そして実感すっ。

2013年3月11日

深まる愛

トラブルです。
エンジン始動すると、何かパチパチとフロント廻りから異音がする。
しばらくして納まったので、まあいいかと近所の用足しに出かけた。
メーターを見ると、また電気計が作動してない。
またか...来たときから動いたり止まったりしていたので、メーター不良だろうとタカをくくっていた(水温計無いのが可笑しい)。
?ハッとひらめく。
あの異音はオルタネーターかベルトか!。
プーリーカバーを開けると、確かにベルトが外れていた。留が緩んだのではなく、全くユルユル状態であった(カバーがある為に普段の目視はできない)。
外れたベルトを噛んで、ファン二枚が少々欠けている。
この程度ならファンの交換は夏場でいいかな。
ロメオでは割れたファンがラジエーターに刺さったことがあったので、キズが浅くて済んだのが幸いと、ホッとする。
あれ、ラジエーター無いんだっけ...。

この車、安価に必要が削られた類の設計ではない。ファンプーリーにはちゃんとカバーが付いており、オルタはINマニに固定されてる。ファンもシュラウドも凝った作りだ。フロントフード開けるたびに気がつく工夫に感心している。
1936年当時としては先進的コンセプトで創られた訳で、そういう気概を秘めたるがこそ、これだけ長きに渡り生き延びて来たのだろうな...。
こうして次第に愛着が深まってゆく。

2013年3月6日

実にB型な奴である。

山梨にヤボ用あって、2CVで初めての遠出でした。高速道路なんて走れるのかとの心配をよそに難なく7〜80キロで巡航。

このエンジン、いつでもどこでもマッタリな性格。
スタートでがんばっても中々吹け上がってこない。回転と同調させるペダルワークでは、もどかしい領域が越えられない。
多少強引に開けていくと、ぐずぐずしながらついて来る。キャブのセカンダリー側が開いてからやっとって感じです。
でも、車重が軽いのが効いてるのかな。するするといつの間にかスピードに乗っていて、ふと窓の外、他車の流れに極端に遅れてしまう事が無いのに少々の驚きと感動を覚えたり。
高速でも同様です。インターチェンジの上り坂でもどかしい様な加速か...と思えば、いつの間にか合流で危険という訳ではない速度になっていたり。
街乗りでも何処でも、頑張っても、頑張らなくてもあまりペースが変わらないのがこ奴流。どうもロメオ乗ってる様な気分を切り替えないと、気持ちがすれ違ってしまう様なMyペースな性格。でも付き合ってみると、何だかこのエンジンかなり優秀だって思えて来る。何処が...。
コーナーでも同様です。
スローなステアリングいくらスパッと切っても、ゆったりと深〜く何処までもローリングして、ド〜っと曲がって行く。アンダーなのかオーバーなのか?コーナリングラインなんか何処に取ったかなんてコチラの想いなんかちっともおかまい無しにね。
でも限界がさぐれない様な、すご〜く懐が深いふるまいに驚くことになる。

そうして談合坂がどうなったかって。
4速トップでアクセル開度8〜90%で、なんと予想外にメーター80キロに乗せる事が出来た!(550ccジムニーではMax60キロだった)。
しかし...ブイ〜ンとぶん回す感じじゃありません。70キロからアクセルを開き気味にしてると、殆ど加速Gを感じさせないまま、15秒程で再びメーターに視線を落とすと80キロに上がってる!。そういう奴です。

帰路、運転を妻にかわった...100キロ巡航〜。ウチのはそういう奴です(汗)。

2013年3月3日

決戦マシン

ついに決戦用のマシンが組み上がりました。
これで、5月の横浜トライアスロンに向けて頑張ります。
今日は練習会、始めてのトレイン練習です。
ドラフティング(スリップストリーム)効果を肌で実感。チャリ程度のスピードでも1m以内に近づくと、前者に吸い込まれてしまう様なエアロ効果に驚き!。自転車ってのもけっこう面白いもんですね、ってハマってしまいそう。
本来トラはドラフティング禁止なのですが、今月にロードの4時間エンデューロ大会に参加するので、その為の練習で昭和記念公園の周りをグルグル周回。
この僕にいきなりエンデューロってのもかなり酷な話ですが、トラ決戦に向けての強化策の一環ということで...若者達に引きずられております。