2013年3月30日

変態系

ただ者ではないな。
ファン廻りの不具合の根本的欠陥を探索しています。
前回のトラブルはファンベルトだけの問題ではなくて、もっと深い原因があったのです。
プーリーごとファンをバラしました。
プラスチックのファン取付をみて、仰天です。
8㎜ボルトが3本、10㎜頭のタッピングビスが3本で交互に止まっています。後家さんじゃなく、チャンと加工されています。こんな止め方見た事無いぞ。
シトロエンは流石である。

バラしたプーリーのセンター度をノギス計測してみました。
センターの偏芯が3ミリ!。
軸に対しての垂直度いわゆるフレは何と7ミリ!!。
目視で一発で判る程の変位です。
プレス板金パーツを溶接する造り、周囲にぶつけた痕跡が無いので最初からってことですね。
すげ〜部品精度です。
これでベルトがタコ踊りして異常摩耗し、妙な音等を発していた訳だ。こりゃ即交換なんだが...新しい部品もどの程度の精度なのか心配になって来た。

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