2015年9月20日

足裏大研究

僕の足は見栄えは別として、ガラス細工並みに繊細だ。華奢と言う手もあるが、貧弱と言っても間違いは無い。
ランを初めてまず、アシックスのDSトレーナー。
足裏筋膜炎に悩まされた。そのために前足部の柔らかい靴に拘ってニュートンに巡り会う。
コイツがかなりいい具合で僕に合っていた。
そうしてインソールに考えが及んで、シダス社のラン用を敷いた。
これでまた一層良くなった。
取りあえず何の故障も起こさず12キロはこなせる(それ以上は走った事無いけど)様になった。
ただ足の小さな僕にはサイズ少々ゆるめで、裸足で履くトライアスロンで靴擦れに苦しんでいた。だからしてショートディスタンスに出る様になって懲りずにアシックスの中でも一番クッション性の高いカヤノに替えたわけだ。
文句とおり練習でも快適だったし、初戦の木更津でも気持ちよ走っていた矢先、なんとまさかの腸頸靭帯炎に見舞われた。
この炎症は膝の靭帯がブレて膝関節とこすれ合うことで痛みが出る。いままで自転車でしか起らなかった症状だったので、ちょっと焦る。まぁそれもあるかと、その以後の練習にも履いていたら...いつも決まって6~7キロから膝が痛みだす事が判明。
インソールを抜いてみると、厚くてふわふわだ。カヤノの前足部の柔らかさの大半はインソールが補っているのが判った。
この柔らかさが災いするのか、膝のブレを引き起こす原因の様に思えた。
そこでシダスのインソールと替えてみる。
痛みが出ない!。
どうやら核心にたどり着いた。
さらにインソールのカント調整にチャレンジ。
手持ちの扁平なインソールから着地圧の掛からない部位を矯正する為の調整ソールを削り出し。イン側の厚い部分で3ミリ、くさび状断面に削って既存のインソールに張った。
う~ん、中々のもんだ。試走したら具合がいいのがすぐに判った。
これだな。こういう事だな。
あれこれ試し、結局カヤノにシダスのインソールとし、カントソールを貼るのがBest仕様となる。

試走に出たいのだけど、もう筋肉痛でムリ~~。最終判断は先送り。

2015年9月2日

お子様大作戦

木更津の自衛隊駐屯地の中で行われたトライアスロンに出てきました。
よく基地を借りれたものだと思ったら、案の定パンフに政治家の名がいっぱ~い。
何だかきな臭くなって来た日本。先日の米軍横田基地マラソンといい、軍隊の広報活動にうまく乗せられてる感いっぱいだけど、トライアスロンもそれだけ一般的になってきた証だろうな。

信条はさておき、二度目のオリンピックディスタンス51.5キロです。不思議だが一寸余裕が持ててる?!。
この日は生憎の雨!。それこそが最大の難関。
3種目とも泳ぐようでした。
降り出しそうなドンよりとした重く垂れ込めた暗い空、海も汚れていてどす黒くて臭い!。
まずは通しで1.5キロスイム、速くも無く遅くも無い適当なペースで順調にこなす。波のない港湾で競り合いが少なく、上位でけっこう気分よく泳げたな。
泳いでいる間は気が付かなかったけど、バイクに乗るとふと雨が落ちていた。舗装路であってもそこら中に水たまり。前車に近づくと泥砂まじりの水しぶきをもろかぶる。追い越して行ったメチャ速かった人が折り返しのヘアピンで転けている。慎重になる。それでも広く一直線の滑走路は、すっ・ご・く!気持ちがいい。こんな経験は又とない。基地を賛美するわけないけど、未体験の環境には素直に喜びを感じてしまった。
シャ~~~加速して行くと離陸しそうな...程にはならんか。

さて、バイクでのスピード維持が楽だ、と言うのが今回の目玉。
紆余曲折、非力な自身を顧みて結局デローザで参加。
そしてスプロケットを変えたのだ。今まではノーマル的12~25s。僕の出るアップダウンの少ないトライアスロンでは12から15は僕は使わない、使えない、いらないのだ。それにロー側部分で歯数が飛んでいて負担があった。
そこを改善したくて16~27sというのをポチッ。
ジュニアレシオというらしい。お子様向けなのかな。
美味しいところがクロスしてるので微妙な速度調整にも細かく対応出来てロスが減る。おかげで雨にもかかわらずペースがいい。
友人に借りている良いホイールも効を奏しているか、身体も楽で作戦大成功!。

さてさて、もう一つ目玉があったかしら...ランに。
前回の反省からシューズを替えた。アシックスの中でも最も柔らかい奴だ。痛くならない!これが目玉となるなら話が巧すぎる...。
気を良くして前半をそれなりにこなした後半、アラっ?。ヒザがカックンと抜けそうになって来た。チカラが入らない。何度も転びそうになる。ぎりぎりの体力なので、コケでもしたら凹んで立ち上がれなくなるだろうと必死に堪える。痛みも出だす。
最後の1周はまたしても心底キツかった。久々の持玉、腸頸靭帯炎、喰らってしまったよ。

リザルト総括。
スイムは2分落ち。余裕持ち過ぎ、楽しいはずだ。バイクは作戦的中で8分短縮ベストタ~イム。ランはおあいにく様の8分落ち。
結果、初挑戦だった前回のマイナス2分という顛末です。

これで今年のトライアスロンは終了。炭水化物やアルコール制限からも解放~。