2016年9月21日

F1シンガポールグランプリ

スズカや富士も考えたが実現出来なくて数十年。ようやくFIGPを初めて見に行ことが出来た。

実は、息子の招待なんである!。
まだ来た事が無い僕独りにとヒコーキチケットとGP3日間のチケットが送られて来た。あいつシンガポールに赴任して6年目。いったいいくら稼いでいるか知らないが...それにしてもまさかの招待にまったくタマゲた。63歳とはいえやたら元気な為か子供の世話になるなんて想像もしていなかった。何を考えてか?子供の気持ちに思いを巡らすが今更ながら良く判らない。断る事も考えたが、素直に受け入れるべきだなと改めて気持ち良く世話になる事にした。妙にドキドキした。

金曜早朝に着いて、さっそく孫が学校に行ってる間に観光で市内をブラリ&舌鼓。夕方はもったいないが孫が一番とFPはキャンセル。
土曜は、孫の運動会を観戦する(これがメイン催しです)。
そして夕方全員でGP予選を観戦する。何も知らない息子家族にF1の見所を講釈し大いに盛り上がる。舞い上がるかな。
僕はアロンソの活躍に大興奮。車好きの孫はレッドブルが好みらしい。
日曜は朝からコンドに付いてるプールで一泳ぎ。長辺50mはあるので結構気合いが入る。この日は一人で街を徘徊した。電車が乗り易く何処でも行けるし、タクシーも安いし、治安がいいし、何処に入っても安くって美味しくて、こんなに初心者にやさしい国は他にあるまい。日本以上と、過言ではない。超近代的な建物は地震が無いココでは華奢過ぎて気持ちが悪い程で、それより建国50年とはいえ残ってる旧い建物に惹かれてしまい自然と脚が向く。
そうして夜に息子と合流し2人でグランプリ決勝へ。観戦はビール片手で最終コーナー立ち上がり付近、ポディウムの真ん前だ。流石に本戦、前日とは違って2時間前に行ったらすでにメチャ混み。チョイしまった。それでも市街地コースは非常に近く大迫力だし、照明に照らし出されるバトルは実に艶やかだ。やはりTVはTV、実物は違う、大いに楽しめて2時間がアッと言う間に終わってしまった。
混んでいて食事する間が取れなかったので、酒の苦手な次男坊と初めて居酒屋に寄った。そういえばいつも皆一緒で、こうして2人向い合うのは楽しくて大切な時間に思えた。
千鳥足で帰宅する。
月曜は、朝一泳ぎしてから全員で遊園地へ。昼はチキンライス。今日が最後と孫達と大いに楽しんで、夜はチリクラブ♡。お土産を買い込んで空港まで送ってもらった。感傷的になりそうな気分を押さえる様に、孫が疲れてるからと出発まで待ってないでさっさと帰らせた。

何だか...別れは心にしみた。来年は帰国できるという。

2016年9月14日

お先にどうぞ

9月は忙しい。2週前の木更津の疲れから立ち直ったばかりだというのに。

立川で行われるトライアスロンについにRossinで参戦がかなった。レース用の改造始めて1年、念願かなって喜び倍増のレースになった。もうすっかり慣れたスプリントディスタンス25.75キロのレース、ただ走るだけではつまらい。今後もこの距離はこのマシンで楽しむつもりでいる。
当時のレース界トップメイクス、いわばフェラーリF1だったとは言えなんせ40年前のマシン、今時の技術革新から見ればその差は歴然、痛感させられたのは予想通りでした。
車重が重いのは無論だが、一番キツかったのはギアレシオ。7速と今の11速とはこんなに違うのかってぐらい。平地ではギア比が合えば差は無いが、上り坂、コーナーの立ち上がりになれば手に負えない程のスピード差。毎年の経験から年齢区分的にはバイクで抜かれる事はほとんどなかったのだが今年はみごとにぶち抜かれて行く。差があり過ぎて悔しくもならない。どうぞどうぞお先にどうぞってな具合でした。
開き直って自分のバイクに気を向ければ、いいね、チューブラータイヤ。高圧11BarのTUFOでさえいつものWOミシュラン7Barより確実に転がり滑らかな乗り味に気持ちいい。鉄のフレームのしなり感も感覚に合って一体感を醸し出す。鉄とコンポのアルミが共鳴する操作音も五官に馴染む。ディスクホイールのうなり音は非日常的に刺激的。
抜かれながらであっても、うっとりしながら漕ぎまくる実に妙な感覚に浸る事が出来た。
失敗は、ハンドルが低過ぎて首が酷く疲れ、DHポジションを長くキープ出来なかった事。ハイドレーションホースが5㎝短過ぎた事。
今後の課題はギア数を補う、コースを絞った超クロスレシオを探す事。

来年に向けてまた楽しみが見つかった。e-bay,ヤフオク首っ引き。