2016年9月14日

お先にどうぞ

9月は忙しい。2週前の木更津の疲れから立ち直ったばかりだというのに。

立川で行われるトライアスロンについにRossinで参戦がかなった。レース用の改造始めて1年、念願かなって喜び倍増のレースになった。もうすっかり慣れたスプリントディスタンス25.75キロのレース、ただ走るだけではつまらい。今後もこの距離はこのマシンで楽しむつもりでいる。
当時のレース界トップメイクス、いわばフェラーリF1だったとは言えなんせ40年前のマシン、今時の技術革新から見ればその差は歴然、痛感させられたのは予想通りでした。
車重が重いのは無論だが、一番キツかったのはギアレシオ。7速と今の11速とはこんなに違うのかってぐらい。平地ではギア比が合えば差は無いが、上り坂、コーナーの立ち上がりになれば手に負えない程のスピード差。毎年の経験から年齢区分的にはバイクで抜かれる事はほとんどなかったのだが今年はみごとにぶち抜かれて行く。差があり過ぎて悔しくもならない。どうぞどうぞお先にどうぞってな具合でした。
開き直って自分のバイクに気を向ければ、いいね、チューブラータイヤ。高圧11BarのTUFOでさえいつものWOミシュラン7Barより確実に転がり滑らかな乗り味に気持ちいい。鉄のフレームのしなり感も感覚に合って一体感を醸し出す。鉄とコンポのアルミが共鳴する操作音も五官に馴染む。ディスクホイールのうなり音は非日常的に刺激的。
抜かれながらであっても、うっとりしながら漕ぎまくる実に妙な感覚に浸る事が出来た。
失敗は、ハンドルが低過ぎて首が酷く疲れ、DHポジションを長くキープ出来なかった事。ハイドレーションホースが5㎝短過ぎた事。
今後の課題はギア数を補う、コースを絞った超クロスレシオを探す事。

来年に向けてまた楽しみが見つかった。e-bay,ヤフオク首っ引き。

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