2008年12月31日

こうして何時も歳は暮れる


歳の瀬の我家は本当にいそがしい。
毎年本来の仕事を早めに納めて行事に備えます。マジです。
クリスマスパーティーをこなしたと思ったら
息つく間も無く、シメ縄作り。
もう30年も続けてる我家の伝統行事
地元の藁です
市販品と違って、お飾り専用の藁ではないので短めで粗いんだけど
そこが価値
数人の特に趣味ある方々とだけでこじんまり
それでも知り合いの分も受注してるんで、仕事かよって数になる。
そう息子はこれでアルバイトしてたっけ。
だいじな戦力居なくなった今、パターンはシンプルにこれだけ。
工夫足りないんじゃ...と縄作り担当の僕
余裕ありません!と飾り付け専門の妻
内職って気分出てます
聞くと、結婚して広島に行ってる次男坊も近所の農家から藁別けてもらって、自分家のを作ってるって。受け継いでくれてるというより、ちょっとヘンが伝染ってる...小さなヘンな行動から思わぬコミュニケーションがあるって、楽しんでるらしい。
まあ、いいか。
そんな折にピンポ〜ン!
広島の生カキを送って来た。
ヨシヨシ良い子だ。
流石地元産。
そんじょそこらのとは一線を引くすばらしい鮮度。
マジヤバイ。
生ガキ、焼きカキ、カキフライ。
黒ネコさんにも感謝である。
カキ開けは得意です。
写真はいつも...食べた痕。
そして、年末最後の行事がモチ突き大会。ご近所さんや遊び仲間が大勢集まって大騒ぎ。
庭から溢れてる。
皆持ち込みなんで、合計12臼。
体力勝負です。
若者は容赦なくコキ使います。
増えない様に内緒でやってるんだけど、それでもだんだん人数増えてゆくんで裏方仕事の妻が心配。
でもしょうがないよね、美味しいんだもの。
大根おろしとアンコと納豆とキナコを用意しておいて熱々の突立てをいただきます。
今年は何方からか吉野川で穫れた川海苔が持ち込まれた。
突立てにまぶして...スゲ〜。
娘が思いついて作った、大福が飛ぶ様
突いては食べて飲んで、又突いて...
腹を満たした後はちゃんと正月用にノシモチとお鏡を作りました。

何にかにつけ我家でいろいろな集まりを催すんですが、人が集まってくれて、皆で楽しい一時が過ごせるのに無上の喜びを感じている今日この頃です。

さて今日は大晦日
これからは、私の最後の仕事。年越し蕎麦打ちです。
何時もは冷たいざるそばしか作らないんだけど、年越しだけは、決まって暖かい鴨南蛮。
たっぷりのカモとネギで粗挽きの田舎蕎麦を細めに打って、ダシはカツオだけ。
これをススリながら、紅白見て...歳は暮れる。
来年もシアワセでありますように...

2008年12月27日

何処でもドア


年末だし今日は朝からペンキ屋さんゴッコ。
アトリエのドア、ここ数年塗装痛みが目立ち何とかしたかったんです、仕事場の顔ですから。
16年前にここに来た時に持ち込んで嵌め換えて使っていました。
進駐軍物です。
妻の処女作のステンドグラスがお気に入り。
ノブは北欧モダンデザインのアルミ削り出し。
GTAのドアノブ狙った訳じゃないけれど、
ミスマッチなひとヒネリは性分。
このドアをひとたび開ければ日常から飛んでどんなイメージにも辿り着けるというイワク付きってね。

ペイントは何度も塗り替えした味を消さない様に下地作りのサンディングは最小限に留めて、パテは入れません。
塗料も濃い目に溶いてドロって感じで、ベットリと。
イメージはミラノ裏通りのアパート...。
色はですね、精神世界に精通してる方の助言あって僕のテーマカラーにしてる濃いめのブルー。
その御利益の理はとっくに忘れてるんだけど...。
僕の廻りにはまったくヘンな輩が多い。
僕以外と注釈しておきたい。
GIULIAもSpiderもカラーは同じ理由。赤以外と注文しただけで紺が来た!たまたまではなく運命の色なのだ。
はたして災難あっても、御利益ははて?無かった様な...。
最近の塗料はまったく乾きが早い。
二度目塗って養生外してパシャリ。
予てから気にしていた仕事ができて新しい年を迎える覚悟みたいな物が芽生えて来た〜。

2008年12月26日

’70 へ


Merry Christmas〜パーティーの客が持って来たやっかいなシロものです。ベルボトムああっ懐かしいなぁ、今振返ると笑いが止まらないけど、確かに若かりし頃こんなの履いて大股で闊歩していたんだっけ。40年前の大事なビンテージコレクションだというんですが、体が付いて行かず、とうとう履ける見込みが無くなったってんで、プレゼントに持って来てくれました。どれどれ...オオッ入った!29インチ!ピッチピチでまさに当時風⁉ 妻がキャーキャー転がってます(笑うなっ)。次に皆様と車でお会いする時には、勇気を出して履いて行きたいと、思っておりますが。旧いオトコが、旧いカッコで、旧い Alfa Romeo 転がして...何処行くんじゃ!。

2008年12月19日

Grandpapa

ついに次男坊に待望の女の子が生まれました♡。
無性に嬉しい...。
でも次男坊は広島転勤住いだし
嫁さんは実家に帰って生んだので、この愛くるしい孫は札幌だぁ〜〜〜
この忙しい暮れにあって結局まったく会える予定がありません(>_<、)
2月には行くからって、そりゃあ無いだろう
黙って待ってる自信はありません、冬の北海道だし...
それにしても次男坊はまったく無粋な輩で、親の気持ちまで気が回る由もなく催促してやっと携帯で写メくれただけ、何てこった!。妻「あなた何て呼ばせるの?」そんなの何でもいい...(犬のお父さん調)

2008年12月8日

赤い誘惑


12月、忙しい師走とはいっても、裏では嬉しい忘年会の季節ですよね。昨晩まずは一回目で水泳連中との飲み会です。たんぽ◯、ここは焼肉ではない家庭的な韓国料理を出す小さな店で、好き者達からは我が街の隠れた名店と言われてるとかって、我が家でも石焼ビビンバ人気の場所だったので楽しみにしてたのです。美味しい物好きのオジサン達で飲み放題付きで食べまくりでした。この日スペシャルだったのはケジャン!渡り蟹のキムチです。生のまましっかり漬け込まれた柔らかいカニ肉を歯でしごく様に吸い出して食べれば、まったりとした蟹さんの旨味とコクある辛口キムチタレが、絶妙なハーモニーです。ちょっと惚れてしまい、当分忘れられそうもありません。僕は日本の漬け物がまったく苦手なんだけど、キムチだけはいけてます ⁉ ...マッコリ飲み過ぎ〜。

2008年12月4日

茶色いダイヤ


GIULIAの内装アップProject第二弾!で冬休みのお仕事用にダッシュ再生計画を準備中
我車は灰皿〜グローブボックス部にあるはずのプラスティック製のモールが遺失しているのだが、パーツとしてはとうとう20年出てこないままだった(-_-;)。複雑なロゴ入り加工の厄介な代物で再生は不可能
そこで、ヘレボーレのハンドルに会わせて木材にてウッドパネル風に加工しようというわけなのである
これなら自分の手で出来るし(不安)
クーペにはメーターパネルに木目調を採用している車種があるので方向的に合致しているだろう..

ヘレボの木環はマホガニーの積層になっている(たぶん)。これはメキシコ辺り中南米産出の高級木材で古くから欧州の家具木工製品によく使われていたんだが、 乱伐がすすんだため絶滅危惧種に指定され、ワシントン条約によって取引が制限されているって。つまり現在は輸入されていなかった!!!。木目ソックリの偽物はあるようなんだがどうしたものかと思案していたら、規制前の材料が僅かに楽器用材として日本に残っている事が判明
そこで早速の手配でホンジュラス産マホガニー本物が届きました
\(^o^)/
木材業の良心とでも言いたくなるような当時レベル拍子抜け価格
これで¥800円でした
ここから型を切り出して磨き込み、ウレタン塗装で仕上げ、いずれかメタル製のエンブレムでも飾る予定。
フっフっフっ...英車のウッドパネルなみにテッカテカに仕上げてやるぞ〜と舞い上がってます