2010年4月8日

愛するが故に

けっして見飽きる事の無いTIのデザインは、Scarnati?!という人の作品らしいが、ここだけは磨く度に手が止まってしまう部分です。
自分の個体だけが修復歴あって曖昧になってるだけかと思ったけど、そうでもない。
その他の部位にあっては、気持の良いぐらいの冴えを見せる表現が満載なんだけど、ここだけは曖昧模糊。
サイドのエグった2本のラインで、下は上手くボンネットに繋がるんだけど...上側のラインはなんとなーく消えて行く...。
とはいっても、けっこう上手く削れてるという解釈も可能だけど...
ことコイツの場合だと、全体の造形コンセプトの中にあって唯一キレてない個所として想い!が残ってしまうんであ〜る。
ボンネットとフェンダーの隙間を谷にしてゴマかしてるよう...
サイドからのえぐった逆アール面を、いかに脹らんだボンネットに同化させるか...考えても良いイメージは浮かばないんで仕方ないか。
って、スカルナッティ様もそうして逃げたんかいなぁ。

其の点、段付きは凄かった...。
6C時代にも凄んごいのあったな。
でもTIのフロントに凄業使ったら、やり過ぎってことになりそうだし、やっぱりこれが正解なんだろうと考えるしかないな。と、いつも妙な納得に辿り着く。
そうして、これからも想いを巡らして楽しもう♡。

「いや、これぞワザだ」と聞こえて来そう...

2010年4月5日

お国自慢

私の住む国立市には、町を貫通する大学通りという1.5km程のメインストリートがあります。この通りは南北の両端が駅によって止まっているので、比較的通過交通が少なくて、市民祭りの時はストップして歩行者天国になったり、この時期にはグリーンベルトでお花見をしたり、市民の憩いの空間として象徴的な存在になっています。
夏は緑の木陰が涼やかです。秋は紅葉。冬景色も風流です。
春は、どうです見事な桜でしょう。
と言っても、老木が多くなってしまい、勢いあった子供の頃の記憶からすると、時間の経過を感じます。
僕も...桜も...
一時期この町から離れていたこともありましたが、こうして歩道橋から俯瞰してみると、ずっと支えられて来たなぁという気分ですね。
天候不順のおかげか、昨日は一段と見栄えよい満開を楽しめました。
普段誰も使わない歩道橋、今日だけは撮影者で鈴なりです。そして先週の寂しかったお花見も、しっかり挽回っす。