2013年12月26日

閑の続き

ウドン粉パスタが面白くてハマってしまいました。

前回の反省、問題点は以下の3点です。
①腰が出ない。
②きし麺みたいにヘラヘラした食感をなんとかしたい。
③ウドン粉の香りがイタリアンにそぐわない。

対策。
①腰を強くする為に、塩を加えない。そうしてしっかりと足で踏んでグルテンを出す。
茹で時間をより短めにする。厚くしたのも勘案して2分半。
あがったら冷水に浸してしっかりシメる。
②フィットチーネ仕立てはいいのだが、薄いと腰の無さがもろに出てしまうので、製麺機1.5段階分、厚くした。
③うどん粉の香りをイタリアンに合わせるために、My畑で取れたほうれん草を練り込んだ。

さぁて、いかがなもんだろう。
想像ではかなりイイ線ではないかと...。
試食は、実はナイ!。
これは粉を頂いた方へのお返しにするのである。うどんで返さないのが僕流なのだ。多少難があっても愉快な方がいいのであ〜る。

2013年12月25日

忙中閑あり

クリスマス!歳時記を大切にしている我家にかかせない夜です。家族とその友人達を招いておおいに食べて飲んで楽しんだ。

そう年末は本当に忙しい。
12月頭から毎週の忘年会。仕事では飲まないので、全部お楽しみ系。だからですけど気合いが入るので身体にキツいし肝臓もヘトヘト。
スポーツも毎年の締めくくりにしている大会があります。これも忘年会付き。
駆け込む様に24日までたどり着いた。後少しだ、仕込み中の肌色の七面鳥を見ると、先が見えてホッとさえする。
毎年、妻の希望でその七面鳥の付け合わせにパスタを打ってます。
日本で手軽に入手出来るセモリナ粉はほとんどカナダ産らしい。そのせいだろう、手打ちにしてもソレ程感激する出来映えにはならないんである、実は。配合のせいかと工夫するのだが、悩む。コシは十分にハードだけど、粉の風味が希薄なのだ。まあ十分美味しいんで文句というほどではないけれど、食べてテンションが上がらない。
今年は試しにちょっと奮発してイタリア産の粉を取り寄せてみた。
¥800円/㎏。色味、粒度は変わりない。
1キロで10個の卵と少々の塩とオリーブオイルで練る、練る、練る。
練り上がりに少し時間がかかった。水分量を必要とするタイプだ。もう1個、卵を入れてもいいのかな...と思いつつも最終的にはギリギリでまとまった。

出来映えは...家族の誰もが判る美味しさに出くわした。
粉そのものの風味が高く、味が良い。
噛みごたえも固いだけじゃなく、モッチリ感をともなって明らかに別物だぁ。
やはりその国のモノは、その国の素材があってこそだな。そう思うと讃岐うどんはすでにオーストラリア粉だってのが寂しいぞ。

忙しいのにお勉強してみるとイタリアで南部では勿論セモリナ粉だが、北部では何と使わないらしい?その下の強力粉で打つと言う事を知った。
へ~、である。

へ~に押し出しを食らう。先日、僕の蕎麦趣味を知った山梨の或る農家の方から、自分で造ってると言う蕎麦粉とウドン粉を頂いた。
これで打っちゃおうかな。
真っ白なウドン粉も卵でイイ色が付いて見た目ではたいして変わらない。
うどんっぽくならない様にと平たくフィットチーネ仕立て。
茹では3分半。
味が判り易い様にニンニクと唐辛子とアンチョビでシンプルなペペロンチーノでいただきました。

う~ん、悪くない、悪くないけど...面白くも無い。
やはり風味がイタリアンじゃないのだ。
アルデンテが出せない。
平麺も名古屋風でハズレ。
オイル系はムリ、クリーム系なら。
まぁ、余興程度にはなったかな。

唐辛子調理中だというのに不覚にもトイレに行ってしまった。
痛ッ!!!(>_<、)

2013年12月9日

流行語大賞は「ヒ・ミ・ツ」

電気ブラン、名前くらいは随分前から知ってはいたが、やっとお目にかかる事が叶った。
この日は同期の連中と女房連れで下町散歩付きの忘年会です。

2時にスカイツリー駅に集合。
集まってみると何と全員すでに酔っていた...。午前中、僕も妻も仕事だったので完全に出遅れてる、改めて皆の凄さを認識する事となったのは不覚と言うのが相応しかろうか。
そういう連中をあやす様に幹事役に煽られてスカイツリー入り口までたどり着いたが、案の定の行列。早々に80分も待てないからヤメようとなった。いまさらソラマチも水族館もいらないし、ライトアップも待てないと捏ねる奴、苦労しただろう幹事役のスケジュールが、予想出来た事だがいとも簡単に却下となった。
幹事君ご機嫌斜め、やれやれである。
そうして下町散歩が始まった。
気心の知れた仲、皆好き勝手な事いいながらの珍なる道中。
その掛け合いの中、誰が言い出したか皆の足は神谷バーに向かった。

たしか太宰治だったよな、また読んでみようかな。

大正チックな外観、期待を持ってドアをあけ、少々驚く。
想像していたバーらしさとはかなりかけ離れた空間が広がっていた。
一応、奥に形ばかりな小さなカウンターも在るのだが、広い店内は何処かの昔のデパートの食堂みたいだ。
ずらっとならんだそれらしいイスとテーブルに、皆、相席。
休日の昼だからなのかは知らないが満席です。
入り口には食堂らしいガラスケースに、食品サンプルのつまみ類が並んでいて分り易く、飲み物も食べ物もぜんぶ食券形式だった。
しかしここは浅草だ、こういうのがモダンだった時代からのスタイルだろうか、と、小さなカルチャーショックを伴った喜びに変わる。
もう気分は完全に観光客ですね。
お目当ては¥260円、想定外に安い。と言ったって酔っぱらいの偶然的思いつきなので想定もあったわけじゃないが、店内の印象もひっくるめて出て来たソレに皆かなり感激した。
アルコールはキツい部類。味わいは...ブランデーらしさを基調としてるのだが、甘ったるさが押さえられ、嫌みの無い香味が程よく口当たりがいいし飽きのこない類だ。
欧州ではアブサントだし、日本ではコレだな...と、酔いの回った芸術家気取りの僕を納得させる完成度でした。
食券嬢に聞くにはブランディーのカクテルということ。詳細は門外不出の「秘密」だそうですよ。

2013年11月28日

道楽のホコリを払う

何かって?。
これ、20年程前に或る観光農園のためにデザインしたものだ。
カンタンに組み立てられて、建物に近い居住性があって、カンタンにばらせて、ワンボックスに積載出来て数年ごとに移動出来てるってことがコンセプトだった。軽自動車並みの価格で、どんな地形にも立てられ、地権問題が発生しないで安価に場所を借りられ、若者達に自由にフィールドに出入り出来る基地にしてもらう事を目指したのだ。
道具として考えれば考える程モンゴル風になってしまうのが悩みだったけど、快適オプションも色々、2棟、3棟と連結もできます、ど~よ。

仕事の一環であるのは確かだけど、こればっかりは完全に商売を越えてたね。正真正銘自身最高の道楽です。
20代からキャンプクラブに入って野山に浸っていたし、クルマはジムニー改!だった。キャンピングカーの設計も随分したし、アウトドア雑誌の連載も。
そうして、こんな物が欲しいってず~っと思っていたので、気持ちの入り方は尋常ではなかったな。
現在南会津のスキー場に持っている掘建て小屋は、そういうコンセプトの実験的プロトタイプだったのです。

当時、一応知的所有権も申請して商品化してました。
気合いの入り過ぎ、経験のあり過ぎが災いしたのかディテールが複雑で部品が多くなりコストダウンができなくて...ほとんど売れ無かったなぁ。メーカーにも逃げられたし。
経理的にはこれを大赤字というのでしょうね。

いつの間にか倉庫の奥へ。

そんな、ブツに突然お声がかかった!。
嬉しいなぁ~。良く覚えてる人がいたものだ。
久しぶりに引っ張り出した資料の埃を払って...空想に浸っています。

今でも道具としての建築には興味が尽きず色々アイデアは溜め込んでる。時間に余裕ができたら、こういうモノに専門的に取り組みたいと夢見ているだよね。

2013年11月18日

クラシックカーパレード


昨日はいい天気でしたね。
その陽気に誘われて浅川沿いのサイクリングロードを高尾まで。久しぶりにRossinを引っ張り出して、Gジャンにハンチング、のんびりとポタリングしてきました。
やはり鉄の乗り味は最高です。シナリもイイし音もいい。
でもクロス10速のDerosaに慣れてると、ワイド7速では思う様なケイデンスを保てない。それでもいいじゃないか、乗り手と乗り物の掛け合いが嬉しいんです。
巷ではとうとう電動シフト11速だって言うじゃない。
クルマでも何かと自動化だし。
何だかなぁ、人間の稚拙な能力を面倒見てもらってる様じゃないか。
それで面白いって思える筈も無いな。

な~んて年相応なアナクロニズムに浸って八王子市役所脇を通ると、何やら駐車場が大騒ぎ。
旧車がズラリ、模擬店やフラダンスの催し物に大勢の人出です。
今日がイチョウ祭りだとは知っていたけど、コレがあったのだ。元八王子市民としてはとんだうっかりでした。
大興奮で、チャリを欄干にくくり付けいざ会場へ。

 200台は越えてるな。

半数が日本車だ。チェリーX-1R懐かしい~。SRにGT-RにS30の日産軍団。涙ものの360ジムニー。
対する外車。メルセデス、戦前ものから並んでる。アメリカもハデを決めてる。A110筆頭に仏物。伊物はチンクが大勢。ロータスな英国。で?アルファは何処??、無い無い、何処にも無い...
あっ!たった1台...アルフェッタ(涙)。
こりゃ何かの間違いか、こんな事許せる筈も無いじゃないか。


よ~し、来年は僕が並べてやるぜっ!!!。



僕的デレガンスは、カックイイ~賞にGTBレーサー、
値段で賞は65年製コブラ(本物だ~)。






2013年11月10日

お土産

「修学旅行」その言葉、素敵に響くね。

僕が高校の時は、京都だった。
当時のお決まりの寺巡りだったな。
当たり前の観光だったけど、未だに印象が残っていて今の仕事につながる蓄積にさえなっている。それはそれで大変に価値があった体験だった。まぁ僕の場合、建築物なので関係が直接的で特殊な部類かもしれないけど...懐かしいぞ。

息子が四国に修学旅行に行ってきた。
お土産にびっくり、捏ねたうどん玉である。
観光施設らしいが讃岐うどんの工房があって、うどん打ちを体験してきたと言う。そうして、お土産に玉だ。
凄く面白かったようだ。
うどん屋になりたいって言い出したらどうしよう。
一人ぐらい食べ物屋も悪くないな。医者は無理みたいだし...。

うどんは粉と水を練って、足で踏んで、それと共に寝かせも大切な工程。それを計って帰宅時間を丁度に調節された塊状態で持って帰ってきたわけだ。帰ったらすぐに切って食べろという指示。すばらしい。
早速、道具を並べる。
サスガの腰、なかなか伸せない!。
太さは中程にしてみた。
茹ではこれなら10分でいい。
釜揚げを卵とブッカケで、という息子のオーダー。
先日仕込んだ蕎麦ツユが残っていたので食卓は完璧な状態になった。
熱々に息子の手が踊る。
ハフハフだ。
旨い!!!。
眼鏡が真っ白だ。

2013年11月5日

誰もいなくなったら

妻の関わっているNPOが行っていた畑事業。
我が町に滞在している被災されたフクシマの方々と市民との交流の為に、分け隔てなく誰でもで耕作/収穫を楽しんでいたのだ。
あれから随分と時間がたった。一人二人と地元に帰られ、この辺りではとうとう誰も居なくなったらしい。
よかったなぁ。

コイズミさん頑張って。

残された畑は有志で監理され、収穫物も行き先が減ったのか、妻の持ち帰る野菜の量が増えて来た。
今日はバジル収穫。
こんなには使い切れないのでニンニクとオイルであえてバジルソースを仕込みます。こうすれば傷み易い葉物も冷凍保存がきくので重宝です。これだけあれば当分のイタリアンは充実だな。

2013年11月2日

ツライ・お・も・て・な・し

広島から友が来た。
4年前、彼女を追いかけて広島に行ってから音沙汰なかったのに、何があったか久しぶりの上京。僕のサーフィン仲間...あれから乗ってないなぁ。
福島の友も来た。
シーズン中ずっと尾瀬の山小屋で働いて、offになって下山の帰り道。いつもまっすぐ返らないで我家に寄り道。相変らずの下ネタ親爺。
彼らと旨い酒を飲むには何がイイかと考えて、隠し芸の蕎麦と卓上天婦羅でおもてなし。
日本の蕎麦粉の原種系と言われる牡丹そば。北海道産新蕎麦です。
それの荒く挽いた粉で中庸な太さに仕立ててみました。
風味は強め、野性味あるエゴさが特徴。
信州系の上品な蕎麦もイイが、こういうクセの或る蕎麦の方が、酔っぱらい相手にはガツンと自己主張かまして面白い。

いつも困ってることがある。
生粉打ち(10割蕎麦)だと切ってから1時間も保たないでダメになるので、打ち立て茹でたてで出さなければならない。
アガリの蕎麦ってこの段取りが難問。
酒飲んでちゃ細く切れないし、ケガした事も或るし。
で〜も天婦羅をつついて酒を飲まない法はないっての。それを我慢する相手でもない。まして蕎麦屋じゃないし、こ奴らじゃ金を払ってくれるワケもない。
しかたなく小麦粉を2割入れての2/8蕎麦。
客が来る前に切り終えて茹でるだけにしておくのだ。一応、茹でたてで出せばカッコだけはつく。写真は、実は翌朝に残り物を茹でたモノ...心置きなく飲む時間が稼げます。

つなぎ粉を入れるのは蕎麦打ちのプライドに関わる蛮行です。でも酒の誘惑には抗し難いし...後悔残る一品をすすり込む(涙)。

美味しいって言われるのがツライのです。



2013年10月22日

ストップランプ

2CVのブレーキランプが点灯していないのに気がついた。
多分、数ヶ月は過ぎていたんだろう。
危なかったなぁ。
こんな風体だからだろうか、誰にもとがめられる事はなかった。
そこがコイツの好い所っす。

マニュアル見たら、この通り、ペダル軸の直押しのプッシュoffタイプの簡易な造りのプラスティックスイッチです。
Romeoの様な油圧だったら自分ではできないけど、これだったら5分で交換です。
シトロエンの事最近いろいろ覚えまして、WebShopを発見し、さっそく申し込んでみたら3日で届きました。
¥1500円也。
実に助かります。

2013年10月21日

ポニーテールフェチ

人生初めてマラソン大会に参加した。
種目は10キロ。
とにかく苦手なランニング。いくら誘われたからって参加する事自体、事件です。
おまけにアップダウンの多い難コース。
しかも雨!。
トライアスロンは5㎞までですから、10㎞は練習で3回しか走った事が無く、自信と言える様なモノなど1ミリもない状態での無謀なチャレンジでした。

それで~と、本番と練習ではやはり違うんですね。
練習のペースが限界と信じていたのですが、廻りにつられるというか、レース故のアドレナリンか、新鮮なコースのお陰か、これが自分か!? と言うぐらい、とにかく信じられない様な未体験のスピードで走ってました。想像を超える絶好調なので気持ちよくって気持ちよくって、さながら5000回転のE/Gが8000まで回る様になったか、はたまた8マンになったか(解説:昔エイトマンて言う脚だけ速いサイボーグの漫画があった)。
ペース配分も、能力も、いっさいの押さえる要素を解き放ったように走り、面白くってしかたなくて、笑い顔で夢中に。
はたして苦手とは何だろう、何か、ある。

さて、怪しげな題目のくだりですが...女子率の高い大会でもあったワケです♡。
華やかです。
艶やかです。
キャップの後ろの半丸の隙間からポニーテールをひょいと出してる。それがピッチに合わせて左右にフルンフルンと踊ってる。そういうギャルが結構に多い。
揺れるソレがミョ~に気になって、気に入って...。追いかけ回してると言えなくもないのだが、いつの間にかそのリズムをメトロノームにして走ってました。

この快走はフルンフルンのお陰ではなかろうか。

2013年10月3日

楽しくなくちゃ始まらない

今年のトライアスロンはこれで最後。八景島で行われた大会に出てきました。
高2の末っ子と2人で遠征です。

奴は初体験。
話のついでに何気なく誘ったら出ようかなって答。それまでスポーツ系には興味なさそうにしてたのに、どういう心境の変化だろう。

僕と長男はトラやってるし、次男はマラソン、ママはボクササイズ。我家に流れるそういう風に吹かれたのかな。
男の子、高校生頃って話も生活もすれ違いがち。一緒に過ごす時間が少なくなったと気にしていたので良い機会になりました。
そして完走。
ウェーブは違っても息子とのマッチレース。
十二分に楽しんだ。

奴は参加を決めた3ヶ月前から水泳とランニング強化を始め、通学チャリを軽量化してタイヤ変えた。しっかり準備して挑んだ大会、競い合えて完走してトラの楽しさに触れる事が出来たんだろう、口数の少ないいつもと違って気さくに気持ちをしゃべりまくる。


久しぶりに息子の顔が見えました。

2013年9月23日

My Home


浴槽を撤去して広げた洗面所は戸棚扉に鏡を張って、こんな感じ。    ネットのバーゲン大理石はやはりそれなり、色がイマイチで残念でした。画像だけじゃよく解らなかったからなぁ。        水栓の操作はカラクリの様。客人は水を出せるだろうか。
築50年のMy Homeレストア工事もあらたか手が入って、あのドンガラがカタチになってきました。カメさんやシローさんがセルフビルド頑張ってるので、張り合っての掲載で〜す。

妻のたっての希望で決まったメーカー物のキッチンはバラで取って自分で組み立て。細かい部品がかなり余ったのはご愛嬌   ( ͠⚭ ͜ͻ ͠⚭)。

配管工事以外はすべて家族での手作りです。こんな楽しい事他人に任せるのはモッタイナイ!。節約にもなるし、家育です。これからはそんな方々の支援を企画しようかな。
仕事でさんざんやって来たくせに今更ですが、ウチがキレイになるって本当いいかもしれません。紺屋のナントカとは良く言うもので、今までウチの事は何〜にもしなかったのでひと際です。
妻がなで回す様にキレイを楽しんでくれるのが微笑ましい。モザイクタイルは息子の仕業。目地の通りには目をつぶる。
何が大変だったかというと、それは解体工事。壊してみない事には当時の工法が解らないし、再生出来る様にバラさなければならない。そして今時ですから廃棄物処分がすご〜く面倒でした。

さて残るは、4帖程の増築工事と外装まるごと塗装工事。
どう考えても、これは一人じゃ出来そうも無い。
夏完成の予定でしたが、年内完了という事に延期で〜す。






2013年9月16日

赤い迷想

若い友人達から還暦祝いにこんな素敵なプレゼントを頂いて思いがけない程嬉しかった。その拍子についツマラナイ事考えた。
赤?。
魔物が嫌う火にあやかった色だと解った。それを纏ってヤクを除け健康を願う習わしだということだ。
またまた皆様に健康を願っていただく事になった訳だ。
弱ったな、長寿な昨今60ぐらいで甘やかされたいなんて考えた事も無い。
なんせ月末にはトライアスロン迫ってるし、10キロマラソンも控えてる。
健康診断だって支障無し。
自営業は定年も無い。
孫は身近にいなくてジイさんの実感ないし。
末っ子はまだ高校生。
我家の雰囲気は隠居するいとまは無い。
せいぜい頭の上が涼しいくらいだ。
このさいポジティブに考えよう。今日は赤いパンツ履いて前向きなのだ。
還暦とは60種ある干支が一巡し、そうして初めの赤ちゃんからやり直しと言う意味もあるらしい。イイではないか、またやり直せるんである。何をやり直そうかって考えると楽しいじゃないか。

え〜と...やり直したい事が見つからない。

2013年9月10日

仲間入り

嗚呼...ついに還暦を迎えた。

我が町では、高齢者の健康増進を計るため、こんなパスを発行して市民体育館を無料で利用出来る制度がある。この効果で病気が減り、あげく保険関係費用が下がるのだとか。行政としては良い話しである。
だがその結果としてプールは老人ばかりで混雑している。
恐ろしく不見識にも泳ぎ難いと影で不満をこぼしていたのだが、こうして自らが恩恵を受ける様になると心境は複雑だ。
福祉対象に仲間入りすることになったワケだし...。
若い世代に僕の健康ごときで負担をかける事だし...。
スイマーな僕の懐にはかな〜り有り難いし...。

これを契機に振り返ってみると、実際歳とってみないことには解らない事って多いですね。誰しも歳の話って想像し難いって言うか、考えない様に思考を閉じてるのだろう。その身になってイメージするのは困難な話だ。還暦になっても今更である。
反省しきり。
こんなパス1枚に己を鑑みる。
これから先こういう機会が増えるのだろう。

敬老の日も近い。

2013年8月30日

藁にすがる

僕の様なニ.ワ.カ.アスリートにも深刻な悩みはあるのです。
不慣れな事するのが全ての原因なのは承知していますが、実は最も遅く始めたランニングでは脚のあちこちに痛みを抱えて振り回されっぱなしだったのです。
最近のは脚の裏が痛む足底筋膜炎。
ゴールデンウィークに走り込んで数日後、朝起てベットから立とうとしたら、痛くて足が着けない。その半日ビッコを引く始末。
そんな事が続いて...こりゃヤバい。
今月末にはトライアスロン。
来月は10キロマラソン。

ヤメりゃいいんだ、なんて身も蓋もない事は言いっこ無しっす。

いろいろ対策を検索して、とりあえずコレを試す。
インソール、ランニング専用品です。
靴が買える程高価だが藁をもすがる気軽さで試してみた。
う〜ん、ラン中に起るいつもの足裏のしびれがない。
使い始めてから痛み無し!。
たかが中敷き、さすがであるシダス。¥5000円の価値を認めよう。

或るランナーに話したら、それはランによくある怪我、¥100均の竹踏みで直せるってさ〜。

2013年8月21日

風邪にもマケズ

暑いですね〜。
夜もクーラーを30分つけないと寝られない。だからだと思うのですが、軽い夏風邪を引いたままもう10日も微熱が下がりません。
ダルいです。
でも、大会となればウダウダ言ってられなくて頑張ってきました。スイム仲間の素敵な女子とアベック参加だし♡。
(死語だな)
学芸大学構内で行われたアクアスロン。スイム400m+ラン3㎞という二種目競技です。
まずはスイムから、この50mプールにブイを立てて1組30人で4周回します。400だからとナメテ、まったくウォーミングアップを行わずスタート。はたして2周目になっても何だか身体が上がって来ない。彼女には置いてかれたし、ダラダラと下降線の体調を抱えて気持ちも入らない。
続くランも、練習を重ねた成果で多少良いはずなのだけどサッパリスピードが上げられない。あげく相方に「頑張って〜」とラップされる...。

トータルで去年より僅か1秒のUP。
このタイムをどう考えるかが問題だ。
あと半月で還暦という肉体的限界かしら。
単に風邪による体調不良だとよいんだけど。
まあアップなら良しとするか。
と、体調も結果にもかかわらずビールだけは旨い!。二人ランチのせいかしら...かしこ。

2013年7月10日

凄ワザ ビルダー

凄いとしか言いようが無い先輩に出会った。この方に比べれば僕のホームメンテナンスなんて大した事は無いのだと、気持ちを取り戻す。

ホームセンターの駐車場。異様な光景に出くわした。
シングルナンバーのブルーバードだ。
外装は刷毛塗りのペイント。
ガラス枠はパテがてんこ盛り。
ドアガラスは1枚欠損。その他も開きそうも無い。
サイドシルの形はゴテゴテで明らかにパテ盛り。
タイヤの泥よけは左右が色違いの自製。
ボディーのモール類も取れそうなのかシリコンモリモリ。
無線アンテナが3本。
内装は案外オリジナルが残ってて悪くなさそうだが、物でいっぱい。
この方にどういう覚悟があったのだろうか...想いを巡らさずにはおれないオーラが漂っていた。
ただただ凄い.....

2013年7月8日

セルフビルド

先月から我家の水回りをリフォームしています。
自作だぜ。
特殊な設備関係以外は全部自分でトンテンカンとやってます。
何故かってーと、家を自分で建てたいクライアントがいまして、単純に張り合って始めてしまったのだ。水回りなんて大した事無いってね。たまに見に来るのでプロに頼む訳にも行かず、そろそろ泣きが入ってます(>_<、)。
休みのすべてをつぎ込んで身体がシンドイし、トライアスロンの練習もままならない。
トイレもキッチンも2ヶ月もやりっ放しで家族の顔色も渋い。
辞めりゃよかったっす(涙)。

自分でヤルとなると手のかかる仕様は避けてしまい、出来映えは案外ふつーだ...。

2013年7月1日

無茶だからこそ

昨日は立川にある公園内でトライアスロン。
スイム750m+バイク20㎞+ラン5㎞=25.75㎞という、トラでは一番短いスプリントディスタンス。ただしお手軽とは思うなかれ。僕に取っては最大級の無茶っす。
去年が1時間32分だったので、目標はそれを上回る事。
ここはスイムがプールだし、条件が一定してるので実力を計れる貴重な大会でもある。

毎度、疲れた上での最後のランはキツいです。
バイクの疲労で前半はヨタヨタ、少しでも無理するとツリそうになる。後半は脚が落ち着いて来て多少ペースもどして徐々にスピードup。なんとか1時間半を切りたいと頑張ったんですが...どうだったのだろう。
詳細発表は明日のWeb、ドキドキ。

2013年5月20日

暗を覗く

知人が出演するというので鑑賞しに行った。近代美術館/絵画展「ベーコン展」での土方氏直系の弟子達による舞踏公演です。
現代舞踏を鑑賞するのは初めて。この流派、暗黒舞踏と言うのだそうだ。スローな動きでゾンビの様に床をのたうち回る。限界的に特異な表情。全筋肉を総動員した微細な表現。全身化粧で真っ白。ベーコンの絵画から人物が飛び出してきたら確かにこう踊り始めるに違いない...と。
これを舞踏といえるのか、理解が追いつかない。かき乱され、さぐり、組み立ててみようと試みてももどかしく、終盤になっていつの間にか納得し、感情が震え、最後には涙があふれてきた。

この後で肝心のベーコンの絵画を鑑賞したのですが、脳みそがヘトヘトでまったく集中できず、なんだかただの散歩になってしまった。順序が逆だったかな。
しか〜し上の空で歩く展示場の中、土方巽本人の古い動画展示に思わず氷付いた。
先ほどの目の当たりにした実演を越えて、更に大きな衝撃...。
舞踏、刮目する必要がある。

2013年5月13日

燃え尽き症候群


氷川丸の海はまさに檜舞台。

雨上がりの早朝、静けさに頭を冷やされる。
今日は夏日...。これから鈴なりの観戦者の前を、桟橋から船まで2往復っす。

去年から始めたトライアスロンですが、わずか2戦目にして最も華々しいレースに参加してしまいました。
横浜一番の観光地の山下公園で、世界選手権大会のサブレースとして、翌日同じコースで行われる大会です。あまり難しく考えずに首都圏で出易いかな、なんて気軽に申し込み。
この種の競技では一番ショートなスプリントディスタンスです。
とはいっても案内や報道に触れる度、プレッシャーが...。

まあ、トニモカクにも無事完走(汗)。
明け方までの雨で水温が18度。
フクラハギが冷えでやられたのか疲労をランまで引きずってしまい、タイムは良くなかったんですが。順位もそれなり、自分らしいレースが出来たかなって気分。応援に来てくれた悪友達とサポートしてくれた妻に顔が立ったってもんです。

快感!を通り越して今日は気が抜けた様になってます。水泳大会ではいくら頑張ってもこうはならない、トライアスロン特有の後遺症。

2013年5月2日

1/43のオリジナル

モノは小さくても感じる物は小さくない。

娘が秘密基地からとんでもないシロモノを持ち帰って来た。
これは、Alfa Romeoマニアの或る作家が20年程前に作った作品。ずーっと基地の飾り棚に飾ってあった憧れの「フィギュア」である。金属ではありません。僕のクルマに触発されて作ったとかだったっけ...。
あげると言われていたのだが、ここにあるのが相応しいと思って持ち帰るのを避けていた。
懐かしいな〜アノ頃は僕のがまだノーマルに近く、コイツに誘われる様にレーシーにイジリ始めたんだな。何を隠そう、あご髭もコレに習ったのである。
久しぶりに見ると、イイな。
随分と追いついて来ていたんだな。
久しぶりにクルマイジリの虫が騒ぎ出して来た。

ココんところです 
横だしマフラー....。

2013年4月16日

リプロの恩恵

秘密基地で部品を受け取ったのでさっそく取り付けました。
どこもイジリ易いのがありがたい。

リプロ品だけれどさすがに現代物、精度は格段に向上しています。とはいってもロメオの基準で考えると、笑えるレベルだね。
プーリーは溶接から勘合方式の組み立てに変わって、芯度は3ミリ差から1ミリ以下に、フレは7ミリから1ミリ以下に革新的向上。
ファンはパリパリのプラ物から今時の柔軟性のある樹脂に進化。でも取付は6本から3本留となっている。

こうして回してみると残像のブレが...何だかまあいいかって気分には、なって来た。

高級車やレーサーを土壌にしたGIULIAと戦前農機具レベルの作りを目指した2CV、これが物造りに対する姿勢の差ってもんなのだ。
次第にコイツが何者だか解ってきた。

Spiderを娘に取られGIULIAは眠ったままだし...無性にRomeoが恋しいのである。

2013年4月12日

親の役目

娘が受け継いでくれたSpider、時間があるごとに乗って楽しんでいる様だ。先日も、近所を歩いていたら目の前をオープンですっ飛んで行った!ワォ。

仕事してたら、突然、娘が大騒ぎで駆け込んで来た。
ブレーキがヘンなんだけど!見てくれないかって...。

どれどれ...こっ、これは完全に抜けてる!!!。

ペダルを踏むと床までスコッ!
奥の最後の部分で僅かにだけ効く状態。
前日何でもなかったのに車庫から出したらこの通りだったそうだ。どうしていいか判らずに300mをソロリと家まで乗って来たという。
コワッ。
カクカクシカジカ状況を説明し、こういう場合の対処を教え込んだ。

嗚呼っ、娘もとうとう、ついに、しかるべく泥沼にハマって行く。
責任を感じてしまう今日この頃である。

大丈夫かなぁ...。

2013年3月30日

変態系

ただ者ではないな。
ファン廻りの不具合の根本的欠陥を探索しています。
前回のトラブルはファンベルトだけの問題ではなくて、もっと深い原因があったのです。
プーリーごとファンをバラしました。
プラスチックのファン取付をみて、仰天です。
8㎜ボルトが3本、10㎜頭のタッピングビスが3本で交互に止まっています。後家さんじゃなく、チャンと加工されています。こんな止め方見た事無いぞ。
シトロエンは流石である。

バラしたプーリーのセンター度をノギス計測してみました。
センターの偏芯が3ミリ!。
軸に対しての垂直度いわゆるフレは何と7ミリ!!。
目視で一発で判る程の変位です。
プレス板金パーツを溶接する造り、周囲にぶつけた痕跡が無いので最初からってことですね。
すげ〜部品精度です。
これでベルトがタコ踊りして異常摩耗し、妙な音等を発していた訳だ。こりゃ即交換なんだが...新しい部品もどの程度の精度なのか心配になって来た。

2013年3月18日

初体験

トライアスロンの練習のためということで、お仲間に誘われてロードレースを体験する羽目になった。
ランをはじめbikeも脚力の無さを認識していたので当然自信は全く無し。でも知らない世界を覗き込むって興味津々。怖いもの見たさってとこですかね。
今時ブームですから、すごい盛り上がりの数千人規模でびっくり仰天の大会です。
カテゴリーは4人で四時間の耐久レースクラス。一周5㎞のコースを交替しながら最多周回を目指します。僕の分担は...3周を2回/30キロ。
写真は驚愕の数百人いっせいのローリングスタート。中盤に位置したウチのチームからは、先頭も最後尾も見えません。数周後からはちらばって落ち着いた展開になって、順番が回って、新しいチャレンジに身を震わせドキドキは最高潮。興奮からコースインからあきらかなオーバーペース。
だけど不思議とそのペースが保ててしまう!?。
面白いね。
適当なスピードの集団を利用して引っ張ってもらい、先頭が疲れてスピードが下がったら一気に追い越したり、駆け引きのコツを掴める様になるとレースを実感しながら走りを楽しむ事が出来ました。
トラではドラフティング禁止で他車に近づくことは許されず淡々と漕ぎ続けるだけだったので、この面白さに感激です。
少しは自分の脚に自信が持てたのが収穫。
ここ埼玉県戸田の荒川河川敷は、昔よくダートラの練習に走ってた懐かしい場所。今はこんなにきれいに整備されて広大なスポーツパークになっていたなんて...。
40年の歳月をいつくしみ、そして実感すっ。

2013年3月11日

深まる愛

トラブルです。
エンジン始動すると、何かパチパチとフロント廻りから異音がする。
しばらくして納まったので、まあいいかと近所の用足しに出かけた。
メーターを見ると、また電気計が作動してない。
またか...来たときから動いたり止まったりしていたので、メーター不良だろうとタカをくくっていた(水温計無いのが可笑しい)。
?ハッとひらめく。
あの異音はオルタネーターかベルトか!。
プーリーカバーを開けると、確かにベルトが外れていた。留が緩んだのではなく、全くユルユル状態であった(カバーがある為に普段の目視はできない)。
外れたベルトを噛んで、ファン二枚が少々欠けている。
この程度ならファンの交換は夏場でいいかな。
ロメオでは割れたファンがラジエーターに刺さったことがあったので、キズが浅くて済んだのが幸いと、ホッとする。
あれ、ラジエーター無いんだっけ...。

この車、安価に必要が削られた類の設計ではない。ファンプーリーにはちゃんとカバーが付いており、オルタはINマニに固定されてる。ファンもシュラウドも凝った作りだ。フロントフード開けるたびに気がつく工夫に感心している。
1936年当時としては先進的コンセプトで創られた訳で、そういう気概を秘めたるがこそ、これだけ長きに渡り生き延びて来たのだろうな...。
こうして次第に愛着が深まってゆく。

2013年3月6日

実にB型な奴である。

山梨にヤボ用あって、2CVで初めての遠出でした。高速道路なんて走れるのかとの心配をよそに難なく7〜80キロで巡航。

このエンジン、いつでもどこでもマッタリな性格。
スタートでがんばっても中々吹け上がってこない。回転と同調させるペダルワークでは、もどかしい領域が越えられない。
多少強引に開けていくと、ぐずぐずしながらついて来る。キャブのセカンダリー側が開いてからやっとって感じです。
でも、車重が軽いのが効いてるのかな。するするといつの間にかスピードに乗っていて、ふと窓の外、他車の流れに極端に遅れてしまう事が無いのに少々の驚きと感動を覚えたり。
高速でも同様です。インターチェンジの上り坂でもどかしい様な加速か...と思えば、いつの間にか合流で危険という訳ではない速度になっていたり。
街乗りでも何処でも、頑張っても、頑張らなくてもあまりペースが変わらないのがこ奴流。どうもロメオ乗ってる様な気分を切り替えないと、気持ちがすれ違ってしまう様なMyペースな性格。でも付き合ってみると、何だかこのエンジンかなり優秀だって思えて来る。何処が...。
コーナーでも同様です。
スローなステアリングいくらスパッと切っても、ゆったりと深〜く何処までもローリングして、ド〜っと曲がって行く。アンダーなのかオーバーなのか?コーナリングラインなんか何処に取ったかなんてコチラの想いなんかちっともおかまい無しにね。
でも限界がさぐれない様な、すご〜く懐が深いふるまいに驚くことになる。

そうして談合坂がどうなったかって。
4速トップでアクセル開度8〜90%で、なんと予想外にメーター80キロに乗せる事が出来た!(550ccジムニーではMax60キロだった)。
しかし...ブイ〜ンとぶん回す感じじゃありません。70キロからアクセルを開き気味にしてると、殆ど加速Gを感じさせないまま、15秒程で再びメーターに視線を落とすと80キロに上がってる!。そういう奴です。

帰路、運転を妻にかわった...100キロ巡航〜。ウチのはそういう奴です(汗)。

2013年3月3日

決戦マシン

ついに決戦用のマシンが組み上がりました。
これで、5月の横浜トライアスロンに向けて頑張ります。
今日は練習会、始めてのトレイン練習です。
ドラフティング(スリップストリーム)効果を肌で実感。チャリ程度のスピードでも1m以内に近づくと、前者に吸い込まれてしまう様なエアロ効果に驚き!。自転車ってのもけっこう面白いもんですね、ってハマってしまいそう。
本来トラはドラフティング禁止なのですが、今月にロードの4時間エンデューロ大会に参加するので、その為の練習で昭和記念公園の周りをグルグル周回。
この僕にいきなりエンデューロってのもかなり酷な話ですが、トラ決戦に向けての強化策の一環ということで...若者達に引きずられております。

2013年2月24日

いいね!

東八道路でシングルナンバーのスバルに遭遇。
丸っこい姿が実にキュート♡
昔の車って皆笑い顔ですよね。
最近の目が吊り上がったドヤ顔の車達の中ではひときわ愛しく感じてしまう。
外装は肌荒してるんだけど...どうも自分で塗ったような仕上がり。
薄けたナンバーの文字も明らかに筆でなぞったライン。
白髪の夫婦が乗っています。
早い!、360ってこんなにスピード出たっけな?。
ぶんぶん回して快走中、早い流れにも遅れてません。
にこやかに見つめる僕の視線をウルサく思ったのか、うちのラパンを抜きにかかってきた〜。
良い状態ではないのかもしれないけど、全ての印象がバランスしてる。旧い車って長い時間の経過の果に、車自体と合わせて維持のしかたや運転マナーまでひっくるめての存在感が印象となるだな、っと改めて関心する。
車一台で...ホッ...としてしまう瞬間です。いいね!

2013年2月5日

温・新・知・故


初めて鹿児島に行った。
道路が広く、こういった路面電車が主要幹線を走っている。
やはり旧い車両が素敵です。半数程がこんなタイプ。旧い町並みにお似合です。
隣は欧州あたりでみかけそうな最新型。導入したばかりなのかまだ1割程ですね。
新旧ずいぶんと違うんだな。
灯火類は光源に則した円形だ。意図した場所に堂々と在る。
窓は、エアコンに頼らない必要な通風性が形になっている。
ワイパーやミラーも部品らしいカタチ。
各仕組みが形を獲得し、それらの部位が集合して電車らしい総体に結実している。見所満載、飽きる事が無い。
新型は逆だね。総体としてのデザインが全て。各部はそれに追従するようにディテールがそぎ落とされ、グラフィック化されていて表情が無い。
カタチを造る仕事では同じ様な傾向だが、これを先進的といってていいのかな...な~んて事が妙に気になった。

夜飲みに行った。勧められた新・し・い・屋台村は、和洋とりどり古風な2~30件の小さな居酒屋が集まった旧い路地をリ・デザインした素っ敵な場所でした。
子供の頃を思い出させる昭和な場所はすっかり懐古的なのに来ている客は若者ばかり。な〜ぜ?。次の世代はもう別な方向を向き出してるのかな。

脳のリフレッシュには旅行が一番だ。

2013年2月2日

車変われば

キャブレターのニードルバルブの詰まりを取り除いた後、10キロ程運転したらまたまた同様な症状で止まりそうになった。
どうにか帰宅して思案。
燃料系統は6ミリパイプなのでロメオ用予備の8ミリ系フエールフィルタは使えない。
早速2輪館へ。バイク用のフィルターを取りあえず見やすい場所に仮設しました。
意気揚々、どんだけゴミが詰まるか観察する仕組みです(脇の錆びたパイプはEXマニ。ターンフローは怖いです)。

何気にウェブで2CVの整備関係検索したら、この車のガスタンクはポリ製タンク!だって。
さてそうなるとキャブのストレーナー部にあったいくつかの粒子状物質はサビ粉じゃないのかしら。
バルブの詰まりじゃなくて燃料ポンプの吐出量不足なんだろうか?。
原因が判らなくなって来た。

一通り車を理解するまで、こんな事態が続くんだろうな...

2013年1月30日

カブが上がる


2CV、妻のオモチャが納車なって3日目です。
僕はスキーに行っていたので初対面。
ボディーの工作は昔よく遊んだブリキのオモチャ並み。なで回してると手が切れそうだ。2気筒!空冷水平対向!へ〜〜。

さてボクの番だ、と初めてセルを回してみた。
軽く元気なモーター音が続く...来ない?。
しばらくジタバタしてどうにかプルプルしだしたんだけど力無い回り方...ペダル煽ってないとストールしてしまう。
それでもカブリが取れないかと、むりに妻と近所ドライブに出てみるが、案の定マトモに走らない。流れの半分程の速度でも、この風体だと怒られないのが笑えるな。
昨日までは調子良かったのにと、妻は顔色ない。

嗚呼っ、排気温度警告灯が点灯。
路上ストップっす( ̄▽ ̄;)。
プラグを疑って抜いてみる。多少燻ってはいるが濡れてない?。
路上なので自分で解決するしかないのだが、ワラを掴みたくて秘密基地に電話してみる。チバちゃん~おせ~て。

容疑者はキャブだ!。ガソリンが僅かしか流れてこない様子。
さそく格闘開始、ガスタンクの錆、ポンプ、ストレーナーと点検してゆく。ニードルバルブ、ん?詰まってますねっ。
見事に犯人逮捕です。妻に抱きつかれる♡。
やれやれ、初日からコレかよ~(-_-;)。

なんだか頬がゆるんでる...僕は今、嬉しいんでしょうか。

追伸、また詰まった!!!