2013年2月5日

温・新・知・故


初めて鹿児島に行った。
道路が広く、こういった路面電車が主要幹線を走っている。
やはり旧い車両が素敵です。半数程がこんなタイプ。旧い町並みにお似合です。
隣は欧州あたりでみかけそうな最新型。導入したばかりなのかまだ1割程ですね。
新旧ずいぶんと違うんだな。
灯火類は光源に則した円形だ。意図した場所に堂々と在る。
窓は、エアコンに頼らない必要な通風性が形になっている。
ワイパーやミラーも部品らしいカタチ。
各仕組みが形を獲得し、それらの部位が集合して電車らしい総体に結実している。見所満載、飽きる事が無い。
新型は逆だね。総体としてのデザインが全て。各部はそれに追従するようにディテールがそぎ落とされ、グラフィック化されていて表情が無い。
カタチを造る仕事では同じ様な傾向だが、これを先進的といってていいのかな...な~んて事が妙に気になった。

夜飲みに行った。勧められた新・し・い・屋台村は、和洋とりどり古風な2~30件の小さな居酒屋が集まった旧い路地をリ・デザインした素っ敵な場所でした。
子供の頃を思い出させる昭和な場所はすっかり懐古的なのに来ている客は若者ばかり。な〜ぜ?。次の世代はもう別な方向を向き出してるのかな。

脳のリフレッシュには旅行が一番だ。

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