2008年10月27日

古傷


先日のツーリングで会った車達が信じられないぐらい綺麗に保たれてるのを見て、我が車の程度を大いに反省、というか触発されてしまって一念発起。この棒、助手席部にあるクラブバーです。車を購入した時、外装だけレストアして内装は現状のままでした。というのも、この初期型TIの内装パーツはまったく出てこない!。やりようないのでしかたなく、見つかった時点で...と、その時からのひび割れをズーっと放ってあったのだ。芯棒がスチールでその廻りに巻く様に樹脂で成形してある。きっと鉄の熱膨張に硬化した樹脂が付いて行けなくなって割れたんでしょうか。でも表面塗装にはかなりの熱が加わった様な火ぶくれプチプチやメクレが見られる、私の手元に来る前に何かあったかな?。コイツ、バツ3らしいから...。
修理に当たって、樹脂用のエポキシ系パテをハンズで用意。2種のパテを練り合わせヒビ割れに塗り込め、乾燥時間を待って、サンディングして表面をフラットに整えます。塗装は何が最適か?知識はないんですが、シロート考えで選んだ丈夫そうなホイール用のつや消し黒スプレーです。下地の時はいいと思っていたんですが、塗装するとアラがすごーくめだってしまった。エポパテだけではダメだったか。まあいいか...こんなもんだろ。次回、薄付けパテで処理するまでしばらくこのままで乗っていよう...。程度はこの通りなんですが、一点見栄え良くなった内装にすご〜くご満悦な日曜日でした。

PS、師匠に聞いた。
厚付けパテ-サンディング-薄付けパテ-サンディング-サフェーサー-サンディング-仕上パテ-サンディング-塗装。がプロのお仕事だって(汗)。それにパテは痩せるので各工程、急いではダメとのことでした。

2008年10月22日

PJNの拾いモノ


PJNでは皆綺麗なコンディションの車ばかりでチョッとプレッシャーでした。20年以上日常で乗り回してると、ついつい慣れで手抜きになってしまいます。奥さんにも...。もうチョッとキレイにしなければと自戒しきり。そんな皆さんの車を見回しながら発見した♡なディテールです。凄すぎです。

GIULIAより先に買おうかと思った事もあるGORDINIのテールデザイン。この尻にこのテールライトはデザイナーの力量というよりラテンの血のなせる業にちがいない。ロゴもエスプリに溢れてフランス趣味の魅力満載のオシリにグッときてしまいますっ。




これは見事にレストアされたビアンキーナのエンジンルーム。博物館レベルというべき行き届いた手入れにオーナーの愛情が溢れてました。空冷エンジンのエアの取り回しが傑作。ルーム右上部の角穴からボディー内部を左まで回して赤い部分に引込み、内蔵されたファンで少し加圧されて、一部をキャブへ吸気し、残りをヘッド廻り吹き付けることになっている様子。発展途上といえる当時のエンジニアの創意あふれる工夫がじつに面白い。今の車は完成度高くて何も感じられないし、まるで人を拒む様に手も入らない。やっぱ足も入る時代がいいんですよね〜。

このクーペは何とプラグが8本あった!。それより気に入ったのがファンスペースに架かったタワバー。サーキットで凄い補強を見た事あるけど、これくらいのさじ加減がお見事でした。







フォグランプ、最近はやってるんでしょうかぁ。PINOさんやPuzzleさんも決めてますよね。ランプのブランドもいいけど皆それぞれ取付け方が個性的で面白い。これはバンパー穴にアングル渡して、ボディーに合わせてちゃんと曲げてある、ランプとナンバーまとめて取付けてます。牽引ポイントのオレンジマークには内部の補強が誇示されてるみたい。私のはただのシャレで付けてたら、JAFが引っ張ってしまって塗装にクラックが入ってしまった、ダメ!って言ったんだけど。

カーナビの時代ですよね。GIULIAには現在の電装品は似合わないと数年がんばって敬遠してたETCもとうとう付けました。次はこれかな。








このオーバーフェンダーはシンプルさが素敵です。リアだけだったらオタフクって訳にはいきませんからね。実は、コレ!うちのTIに合わせられるかなって、不謹慎な妄想が頭をよぎってシャッター切りました。スーパーのリアはホイール困るんですよね...だから...オタフクスーパー...耽ったことあったなぁ。


75の訳の判らぬデザインもけっこうお気に入り。フロントフェンダーのプレスラインがイイ!。ホイールアーチを利用して前後で高さを変えてる。形には一方ならぬ思いがある僕はこんなとこにワクワクさせてくれるラテンデザインの妙味に憑かれてしまってる。


Puzzleさんの皮バンド製ボンネットストラップも粋。これ種類いっぱいあるけど選択と取付位置に悩むんだよね。僕のはロック機構外してしまってるんで実用一点張りの金物製だ。色気なさすぎだし何か考えようか...。





この車は、えっ!狭角ヘッドだ...ammmmm 絶句。

2008年10月20日

秋色の径



昨日は見事な秋晴れの下、長野嬬恋村周辺を大勢のラテン車好きとドライブしてきました。28台も集まって隊列は壮観。「PINO job @ 長野」TAROCなんて言ってた頃以来になる車イベントは本当に久しぶり。やはりいいものですね、前もAlfa Romeo、後ろもAlfa Romeo、皆高らかにエンジンを吠えさせまくり、高らかにタイヤを鳴らせまくり、舞い上がる落ち葉、紅葉まっただ中のワインディングを駆け抜ける喜びは参加した者の特権です。Alfa Romeoを操る喜びと、美しい高原風景を堪能することができました。主催してくれたPINOさん、Puzzle1&2号さん本当にお世話になりました。

2008年10月16日

天高く


実にいい季節になって来た。通勤のゲンチャリ号も夏場53キロだった最高速が55キロまで伸びる様に成って来た。バイク屋に聞くとCDIに回転リミッターが組まれてるらしいんで、どうして伸びるかは理解出来ない?。でもまさに内燃機の季節である。そこに!PJNなるものがある事を知った。今まで知らなかった。あこがれの長野だ。行かない手はない。あまりに天気が良いので前日から軽井沢行っておいて湯ノ丸SAに直接向おう。と言うのもPINOさんからTIで、というリクエストなんで、往きの高速でまだ決まって無いジェットのセッティングをするつもり。これをやらねば置いてけぼりを喰ってしまいそう。
それ以外にも心配は山積。ステアリング系がガタガタの状況でワインディングでスピンしないかな、ボロけたエンジンで帰ってこられるんだろうか。取りあえず減っていたエンジンオイルを充填...よく減る(^_^;)。プラグ交換...よくかぶる(^_^;)。アクシデント時用に⁉いつも外している4点ベルトも付けた。日用品に使い倒してきたGIULIA、たまにはイイ空気吸わせてやりたいし....私にも。さてBGMは?最近気になってるナツメロ系ロックをダウンロード。準備だけは万端!なのだ。

2008年10月13日

R55


30回目の結婚記念日を迎え、好天のなか富士山までSpiderオープンでチョッとドライブしてきました。去年も来たのだが、妻がハマっている絶叫マシンに乗る為なのだ。この「ええじゃないか」というシロもの、はっきり言ってスゴイ!。世界一の回転数を誇るだけあって、今自分がど〜なってるのか判らないぐらいのメチャクチャな動きに、正に脳味噌が翻弄されてしまうんである。その上、すさまじい風圧にまぶたが裏返って(事実)しまうんであ〜る。今年は二度目なのでそれなりの覚悟はあるんだが、こ奴にゃ慣れるなんてことは到底できそうもない。....と、まぁそうなーんであるんだが問題は年齢制限。子供は無論なんだけど、上限もあった!。55才以上不可だって。そりゃこんなマシン爺さん乗ったら心臓止まっちまうだろうし最もなんだが、私、先月誕生日で55才。案の定、当方の風貌を見た監視員がツカツカ歩み寄って来て、年齢を問うて来た。先方には申し訳ないが1ヶ月サバ読んで申告し、乗せて頂いてしまった。あの疑心暗鬼に溢れたイケメン兄ちゃんの目が...。ついに私も制限を承ける年齢に成ってしまったかと正直かなりブルー入っております...。

2008年10月7日

待てない奴


秋となれば、新粉待ち遠しい蕎麦。気がつくと向かいのそば屋に新そばの黄色い張り紙が出た。といってもこの時期出ているのは北海道モノだけなんだな。北海道も好きなんだけど、やはり初物御祝儀は北関東か信州でしょう。という訳なんだか判らぬが、あと一ヶ月が待ちきれないので仕方なくうどん粉をお取り寄せ。香川御用達の「さぬきの夢」。仕方なくと言っても家族はこちらが好物なくらい旨い。手強い粉だが、風味、コシ、モッチリ感、の絶妙なバランスがBest!なのであ〜る。鉢で水を回しているとプ〜ンと小麦の甘い香りが強く立ってくる...足で踏むこと300回、夕飯時まで寝せて置く。チョッと太めに切って歯ごたえを楽しむんだ...茹でること10分、飴色増してプリッ、Oh My God!ここは事務所だぜっ、窓開けてこもった湯気を扇ぎ出す。
              釜揚げの熱いまま、だし汁かけて卵落として一気にススリ込む....うっ旨〜い。これ本日のマカナイ飯。あっ出来上がり撮るの忘れた...