2017年7月3日

臨床試験

鎌倉にて行われるオープンウォーターのレースに参加してきました。
一時期は完全に棄権するまで落ちた体調でしたが、随分復調が見られたので気を持ち直しての参戦です。
この日は水温21度、波が荒く白波が立っています。例年一周1.5キロのコースを2周回するのですが、沖の方でウネリが強いらしく、1キロに短縮し、3周回行う様に変更になっています。まあ、波が好きなので荒いのに抵抗は有りませんが、周回が短いのは体調的には気が楽に感じます。
さて取り戻した体調ですが、その初めての検証な訳です。
はたして。
という気持ちでスタート。
中程ポジションにて浜からは走らずにゆっくりとエントリー。
泳ぎ始めてもけっして飛ばさずにゆっくり負荷を上げてゆきました。
500m、そろそろ悪い場合は心肺的変調が出始める頃です。しかしながら何のシグナルも発せられてはきません。胸を撫で下ろしながらもペースは押さえたまま。慎重に泳ぎます。復路は元気が出て楽しむ余裕も生まれました。
自然はいいんです。波があって、塩っぱくて、大海原の景観も最高です。前にも後にも、右も左も自分と同じ様に身一つで必至こいてる仲間の姿に勇気をもらいます。
1周目、陸に上がって経過計測。給水し、決して走らずペース優先で慎重に二周目に向かいます。
2周目、気が緩んできたのもあって少々ペースが上がっています。
3周目、ペースは完全にいつものスピードにアップです。少々膝廻りの筋肉が堅くなってツリそうですが、だましだましで切り抜けます。そうしてゴール。
結局、何も心配する変化は起らずでした。
身体リフォーム実験はみごとに成功です。
楽しかった!。
これでTriathlonに出る自信もできましたとさ。

3キロ/57分。
年齢区分6位。
今なら上出来のリザルトと納得です。
酒ヤメてる甲斐があったということですよね。

今日は土曜日、打ち上げ必至。

2017年6月26日

長生きしたい訳じゃない

絶不調。
去年の秋頃から身体の不調を感じていた。それ以前からも年齢に由来するだろう衰えもあって、何だか急に限界に直面した気分だ。
いろいろスポーツに係わっているので、それらの不調は明確に数値に現れてしまうわけで何となくとかの漠然としたものでは無く、症状や降下率、結果について科学的でさえあるのはむしろ好都合とも言えるだろう。年寄りはスポーツすべきなのだ。

まずは血圧。130~140と歳的にまともだったのが、急に160とか心配領域に突入する様になった。それに連動するかの様に、高負荷の運動時に動悸が起る様になった。そういう心肺機能の低下を感じ、負荷を続けることが困難になるような場面が頻発した。ランニング中に心肺機能が停滞し続けられなくなって歩いた。Triathlonのスイム中に泳げなくなり数分休んだ。普段の練習でメニューが消化できず端折る事が増えた。スイムレースのタイムが平均50m当り1.5秒悪化したーこれは致命的。
フィジカルでは、やたら脚筋が痙攣する様になった。50歳の時は4000mから脚がツったが55は3000m、60では2000mになり、春からはすぐツって、夜寝てる時もツってしまったり、異常な程。
慢性的に肩の筋肉が手が挙がらない程に痛い。温灸したり、マグネシウムでマッサージしたり。
そういう体験を通して衰えと認識しネガティブな考えに捕われて...そろそろ僕は限界なのだと。
挙句、危険な海のレースが怖いと感じる様になり、7月の3㎞は棄権しようか、9月のTriathlonはヤメようか...とか。

そんな折に定期健康診断。
いつも血圧と尿酸値以外まったく問題が無いのであるが、心配していた今年も同様だった。ただその2つの値がかなり上がっていた。
高齢の医者に得々と説教された「貴方!酒やめなさい」。
なんか久しぶりに怒られたなぁ。
心に残った。

丁度追い打ちをかける様に、トラの打ち上げで紹興酒飲み過ぎがたたって痛風で(痛)。

そんな訳で、肉体リフォームを敢行するに至ったのである。
血圧系では...。
酒は土曜しか飲まない!どうだ凄いだろう(涙目)。
血圧計を常用し、血圧を監視。最近出回っている血圧サプリを試す。
筋肉系では、試行錯誤の上、加齢に起因する筋肉量の低下が原因ではないかと考え、タンパク質を多く摂取し、筋肉量増々系サプリを試してみた。ムキムキになりたい訳では無いので半量程度の服用です。
始めて3ヶ月、何だか身体が軽いゾ、と明らかな改善を覚える。
動悸が止まった。
ツリ易い症状が出なくなった。
肩の痛みがいつの間にか無くなっていた。
練習メニューをこなせる様になった。
おいおい、なんだかヤバくない~っ、かなりね。
物事、好転すると全てがポジティブに変わる。ヤル気も上がるし、攻める気にもなる。チャレンジングであれば結果も出て来る。一時の落胆さえ、一連のチャレンジの中での価値ある行程だったかと思えて来る。
そう言えば、タバコも同じ様な理由でヤメたんだった。
まぁ、いずれにしろ僕の身体能力はかなり禁欲的管理を必要としてるのは確かだ。
このままだと長生きするのは間違いないな。

週イチの酒が女々しいって?いえそこは僕らしい...。


2017年4月7日

身も蓋も無い話

昨年暮れの大会でのことである。そういう挑戦だとわかって泳いだ結果だが、タイムがイマイチだったし時間が経過しすっかり忘れてしまっていた。そうした中で先日カントクから突然の告示を受けた。
FINA国際水泳連盟 Masters Top 10 Rankings についにランクインしたという。
えっ!!!!!。
エクスクラメーションマークを幾つ重ねればいいだろう。
まったく頭に無かったのでさすがに心底驚いた。すでに15年程泳いで来て、金メダルにも大会新記録にも嬉しいのだが驚く様な事では無くなっている。初めて貰った金メダルでは、そう、想像の範囲で大きな喜びではあって、元気なオッサン達のドングリの背比べで楽しんでもらえたかというご褒美だったと。
そんな感じでタラタラ楽しんでいた水泳道楽だった。
それがいきなり世界10位って...想像の及ぶ範囲を超越してしまっている。地球規模!.70億以上の人間が居て競技人口200カ国1200万人が泳いでる中だよ。頭位60センチあるデカ頭の僕だけど、激しく混乱した。

800mフリーリレー。1人200mクロールで泳ぎます。4人組みで合計年齢240歳!以上というメデタイ枠です。
僕と近い2人のオッサンと組み、余った年齢分ギリギリの若者を1人入れた。そういう作戦で、皆持ちタイムを皮算用し僅かな可能性を見込んで挑んだ。結果、僕のは予想タイムに15秒届かなかったのである。
自分を褒めたいという気は起らない。
だから...人には気恥ずかしくて言ってない。
とは言っても家族には大いに自慢してしまった...♡。

こう言っては身も蓋も無いが早い話し若いのが頑張った結果ですって。

2017年3月22日

右肩上がり

マスターズ大会で400m個人メドレーに出場した。かのハギノ君が得意なヤツだが僕の実力を考えればまったくヤバい話である。
無論最初のバタフライ100mが関門だ。この種目、100mに出た事も無いのにその後に300mも泳がなくてはならない訳で、ゆっくり泳げばどうにかなる話では無くバカな挑戦であることはどう考えても間違いない。
なぜこう無謀な事になったかというと、我がクラブではチーム内での歴代の記録が各種、各年齢で挙げられていて皆の指標にされている。そのリストでいくつか空欄が存在するのである。
つまり誰も未だ挑戦していないってワケだ。ということは完泳すれば即、新記録となるのである。これは全国に展開し会員が多い我がジムクラブにあっては実に名誉なことなのだ。と思う...いや、そう諭された。大会の打ち上げで。空欄だったらとりあえず行ってくださいと、いう顛末である。
乗せられ易い素直な性格は60過ぎても変わらない、いやより易くなる傾向にあるか。それと共に既にリストアップされてるタイムは全て僕の手の届く物ではなく、空欄だからこそ名前が載る!面白いんじゃない。って言うスケベ根性も右肩上がりっす。

さて、実際はジムのプールも市民プールもそれなりに人が居てクリアな状況で400mを通しで練習が中々できないんであった。焦った。準備期間は2ヶ月あったのだけど、ちゃんと泳げたのはわずか5本だけ。ペースも何も解らないまま大会当日を向かえてしまったのでした。
Flyでは入水で脱力し、心肺系負担を軽減する為にクイックターンは無しで、Fly後のバック50mは回復に当ててゆっくり泳ぐ作戦です。
そういうあれこれ考え事しながらスタートしたのがいけなかった、何とゴーグルに浸水というとんでもない事態に!。これは事件です。
あたふた迷走する脳みそを落ち着かせ、慎重にバタフライ。
ターンがヤバい。目が悪いのと合わせて壁が良く見えない。
勿論となりのレーンも見えないので、自分の順位も解らない。
そうして背泳ぎへ。
水の入ったゴーグルは上を向いても水の中...。
頼りの5mフラッグが見えない。ターンはほぼ勘!。身体ごと壁に当ったり、肘を厳しくぶつけたり。それでもえらいこっちゃなぁ〜と案外腹が据わる。そして気持ちは途絶える事無く残りをこなし、無事400mを泳ぎ切った~。
いつもの様に電光掲示板へ振返っても水の中...。
ゴーグル上げて水を抜くと目に飛び込んだのが8分切り!3位!。と望外の結果。何が起るかわからないのが僕のレース。久しぶりに嬉しい結果に浸れました。

恐ろしいことに200mバタフライが空欄なのですよ。ど~する?。

2017年2月7日

カメハウスの朝

さぶ~。
冬用の寝袋を出して電気敷き毛布をonにし、着のまま半身を突っ込む。
ぬくぬくと気持ちがいい。
案外ケッコウじゃないか。
マイナス20度はいけるな...。
思考は完全に常人の域を逸してる。

酒は半分を過ぎた。
そしてついにはそのまま横倒しになって夢の中へ。

ガーガー煩くて目を覚ます。
ああ、重三さんか。
友人がゲレンデ監理を請け負っていて、シーズンは徹夜でゲレンデを圧雪しているのだ。3時を過ぎると山の上方から降りて来て、麓や駐車場廻りを除雪する。苦労を思うと恐縮だが、煩くて寝てやしれない!。
ふと小用を覚え外に出る。
トイレが遠いので、夜は近場で済ますのだ。
空気はキーンと冴え渡り、星空は綺麗を越えて夜の天井がボロボロになったかの様で、黒い部分が少なく見える。
山のあちこちに圧雪車のヘッドライトが踊ってる。
こういう状況に身を置ける境遇にすごく満足を覚える。思わず深呼吸。脳みそをPラムクリア。

さてと震えながら雪の階段を下りて小屋に戻る。笑っちゃうけど室温は外と同じだ。
雪を落として寝袋に突入。

カーテンの隙間から差し込む朝日で目を覚ます。
あぁ7時。

寝袋から手を延ばしてポットのスイッチをon。
昨日のカップをティッシュで拭いてネスカフェ。
見た目程旨く無いパンをかじる。
アイスBOXに入れ忘れた物は全部凍っていて食べれないのだ。
隙間から這い出て来たカメ虫の残党を掃除機で吸い取る。

一晩で完全に山男に変わっていた。
エベレストだって行けそうじゃないか。

リフトが動きだし、アナウンスが呼んでいる。
冷えひえカチカチのラングに手こずる。
今日は目一杯滑るぞ~。

2017年1月26日

カメハウスの夜

家族の事件で二年空けてしまって、ようやくスキーに来る事が出来た。
腐ってしまったかと心配だった、我が別荘!カメハウスは取りあえず無事であった。
少ないと思われていた雪、年明けからの寒波でご覧の通り半分埋もれている。雪荷重がたたって少々ナナメってるし、外壁も痛んでいるが可愛いもんだ。長年って思い返せばすでに25年目かな、家族で作って修理してと手をかけて来たのでこいつも我が家の一員だ。

2CVを50m手前で止めて、スコップを持ち出してラッセルする。小屋に到達し、入り口を開けるのに30分。まあ普通、大した事は無い(大汗)。
何故か鍵がなくなっている?。
隣人が使ったのかな?。内部に問題は起っていない。
だいたいこの村に鍵はいらないし。
ぶつぶつ言いながらコードを持ち出して隣家のコンセントにつなぐ。電気は引いてないので25年隣の世話になっている。
裸電球がホワっ~とオレンジ色に灯る。
空き家にも灯が灯ると生を吹き返したかの様である。
まずは3年ぶりの掃除から。掃除機を引っ張り出して徹底的に!。
この地域では小屋の名前にもなるカメムシが多い。大発生の年には掃除機が2回満タンになる!。今年は100匹程度かな、普通だな。
ふと天井を見上げると奇怪な塊!が目に飛び込む。
メロン大の蜂の巣だ!。ぞ~っとして凝視するも蜂の気配が無い。あはは、こいつも空き家なのだ。それでも少々怖いので巣はそのままにいじらないことにした。何でもイナカでは蜂の巣は縁起ものと言うし、家族を連れて来た時に見せたいし。でも来なかった2年、もし来ていたら確実にやられていたのだろうな。家族の不運も僕の幸運だったのかしら...妙な気分。
さて、荷物の運び込み。
旧いフィッシャーに旧いラング、私物のバッグ、食料のアイスボックス、石油タンク、そしてご近所さんへのお年賀の品。
雪まみれになって息が弾む。
往復の度に通路が踏み固められ転ばなくなってくる。

次に暖房機のチェック。
給油を済ませボタンを押して点火...着かない!。
絶叫した。
夜はマイナス15度は行くこの場所では死活問題だ。
あれこれいじくり回して、結局、外部に突き出た吸排気筒が、屋根の落雪で折れ曲がっていた。
仕方が無いか。
予備の電気毛布を確認し、このまま逗留することにする。
村の友人に助けを求める最後の手段も残されているが、こんなとこで暮らす奇行を笑われてる関係でおいそれと弱みは見せられない。この程度、鼻で笑ってこなさなければコケンに係わるのだ。
事実、翌日それを知った友人の目つきには確かに尊敬の色が混じっているのを見たし。

次は給水システムの復旧。
と言ったってポリタンクに水を汲みに行き、流し台の上に上げて蛇口を捻る...折れた!。
いやー参ったな。これもすぐには直せない症状だ。
まぁ一人だし、炊事しなければ問題は無い。
一応の引越が済み、何はともあれ湯を沸かしてコーヒーを飲む。
さぶ~。
寒さに急かされて峠の向こうにあるいつもの温泉に行く。

何だか都会の垢が落ちた気分になる。
ひとときの温もり。幸せだ〜。
帰路は暗くなって気温が下がり凍結が始まっている。怖々と、そしてジモトの車をぶっちぎる。2CVではこんなシーンでないと気晴らしは出来ない。

独りだとココではマトモな物は食べない。
先ほど町のマーケットで出来合いを買い込んできた。オカラの和え物、ホウレンソウのおひたし、もやし、焼き肉、が今夜のメシ。
ジモトの酒「会津」一升。これさえ在ればいいのだ。
電気毛布を膝掛にしニット帽をかぶり目一杯着込み、KeithのItalia SoloをBGMに、カセットコンロにフライパンを広げチリチリ肉を焼き、酒を煽り、本を読む。
トロリと本に溶け込む。

静かなことに気付きふと外を見る。
リフトが止まっていて、アナウンス音も静まり、食堂の灯も落ち、スキー客の車もなくなっていた。
音が無い。
空は期待通りに星が降るようだ。
明日は晴だな。
火のつかない暖房機でもデジタル表示に氷点下の室温だけが煌々と疎ましい。
さぶ~。

2016年11月10日

スプリンターの憂鬱

水泳の話だが、所属チームを移動してはや半年が過ぎた。
このチームは凄くまじめで真摯に競泳に取り組んでる方が多いんである。週二回の全体練習は無論の事、他の日もほぼ毎日、夜に時間合わせて集まって結構な量の練習を楽しんでいる。大会も月二回出る方が多いし、大晦日には108本、そして元旦から泳ごうぜ~みたいな...(冷汗)。
そういう空気に引きずられて僕も...(いったいいつ飲むんだ?)。

僕は水泳始めてから今まで、数年ごとに種目を変えてやって来た。自由形から始めて、バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、そして個人メドレーと。ついに一巡してネタが切れた!。
さて来年はどうしようなんて時期に移動したのがきっかけで、最初に戻る事になりそうな気配濃厚。普段の練習は自由形がメインなのだが、上手い連中に囲まれて必至こいてるうちに悪いクセに気が付く様になる。まだまだ改善の余地があるんだよね。キビシイ練習に身体も上がって来た。いろいろ工夫してFrが楽しくなって来ている。
ずっとやって来た瞬発系は未だ悲惨だが光が見えて来てるし、何と言っても今100~200mが楽しいんである。心肺系が先天的に弱いので避けていた分野だけど貧弱な体力とスピードのバランスを戦略でカバーする術を覚えて来てそれが面白い。
とりあえず12年前の200Frから15秒落ちの現状だけど何処まで詰めることができるかなって、今週末のレースが楽しみなのだ。
短距離のタイムが低迷し、オープンウォーターやトライアスロンにハマっていたけど、スプリントへの興味が復活です。

最近血圧高いしキツい練習のピーク時に脈が...動悸って言うんだろうか!?ちょっと気にしていて近頃休日しか飲まないんだ...(^_^;)。