2010年12月31日

いい一年だった


昨日は我家の最終催し、モチ突き大会です。
ご近所迷惑なお祭りサワギだったかな。
いつもAlfaを止めてる場所なんだけど車引っ張り出して、30人⁉ 盛況...っていうか、道路にあふれて収集つかなくなって妻も大わらわ。
初見の方も多くて....千客万来何よりです。
まあ、恒例なんで放っておいても常連がやってくれるので、僕の仕事は段取りだけ。後は飲んでるだけなんですけどね。
家族総出の最も大変な催しですが、コレが終わればいよいよお正月って感、ひとしおです。

来年もいい歳になります様に....

2010年12月26日

サンタの誘惑

サンタクロースは信じていればまだまだ来てくれます。

いつも食前酒として愛飲してるリキュール酒、パスティスですが、元をたどれば、あの悪名高いアブサントにたどり着く。19世紀初アレが製造禁止になってしまい、代用品として造られたものなのです。
そもそもパスティスという語には代用品という意があるらしい。

そんな我が輩の趣向の究極、ついに聖夜に本家アブサントが降臨。
多くの芸術家を廃人にした、禁断の世界に脚を突っ込もうというのである。
せっかくなんで、当時の儀式にしたがって専用の道具を用意して、角砂糖に火をつけて溶かし込んでの水割りで...厳かに。

パーフェクト!

独特な香味と薫り、代用品にはありえない完成度。
品格すらただよい神々しい。

性懲りも無くおろかを積み重ねることは、人間に与えられた才能にちがいない。

2010年12月23日

クリスマスナイトに

いつもソロピアノで楽しんでるKeith Jarrettであるが、この方、トリオもすごいんだ。
というよりトリオ、クァルテットの評価もただ事ではない。
僕、前衛指向でスタンダードなJazzはめったに興味がもてないでいる。しかし、この御仁のだけはどうしてこんなに素敵なんだろう。
残響が多めでチョッと何だけど、内容がキレてる。
Standardらしいゆるみとは遠く離れて...冬の空気の様に張りつめて...美しい。
おいしいワインさえあれば聖夜にこのライブはふさわしい。今年の詰め物はニョッキです♡

2010年12月5日

プ〜さんになりたい


僕は無類の蜂蜜好き。
嵩じて、蜂が飼いたくて、いろいろかじって回っています。
我が町で素人養蜂家グループが活動していることを知って、今朝、近所のお宅に研究に行きました。

頻繁に出入りしていて、見ているだけで実に可愛い。
このぐらいに近寄っても刺されたりは無いようです。
後足に黄色い花粉をイッパイ付けてる...観察。
この花粉が重いらしくてフラフラになってやっとの風体で着陸してる様子。体重比でかなりな負担になっているんだとか...けなげ。
これら働き蜂は全部メスだって...感心。
雄は交尾専門で何んにもしないらしい.......♡。

たまには蜜を取ってあげないと、自分たちの寝る場所が無くなってしまう程ため込んでしまうらしいので、1箱あれば我家の朝食用は十分賄えそう...決心。

2010年11月28日

古式ゆかしき紅葉狩り


昨晩、ついでもあって、文京区の名園、六義園でライトアップされた紅葉を鑑賞に訪れました。
怪しげな夜の公園で、想いありげに照らし出された紅葉はまた格別な味わい。
妖艶な色香を漂わせています。
先日の箱根の様な、大自然の中の手つかずの紅葉とは対照的ですね。
人工的な作り込みをされた庭-舞台で、作為的な光に踊らされているようです。
古の御大尽達の趣味に思いを馳せる一時でした。

キレイ処のヒザ枕、夜の池に船を浮かべて一句捻ってみようかのぅ(妄想)。

2010年11月24日

溜息つくと幸せが逃げるって

今日はつくづく疲れたなぁ。

Spyderでの仕事帰り、信号で止まって...スタートで動かない!
踏んだクラッチペダルが戻らない!
慌てた頭で何処がどうなってるのか状況把握に努めるが、こんな時って思う様に動かない頭と身体がもどかしい。理解するのに何秒かかったかはわからぬが、どう考えてもクラッチ抜け。

再び踏んだら運良くペダルが戻って、とりあえず路肩によせられたんだけど...追い討ちをかける事態に遭遇(>_<、)です。白黒2トーンの車が寄って来て、トランク開けろだとかグローブボックス見せろだとか、挙げ句はカバンの中を全部調べられた(怒)。
いったいどんな権限があるというんだ!!!。
サングラスに深いニットキャップとはいえ旧いSpider乗ってる白髪の親爺がそんなに危険な人間に見えるもんだろうか。
一応平和主義者の僕もさすがにヤバかった。こんな状況でもう少しヘンな事言われてたら...ブチとな。

一通りの検閲をして遠ざかる2トーン車。
ぽつんと残されて、溜息...
車の下にこぼれてる液体を見て溜息...
秘密基地に電話するも休業中のアナウンスで溜息...

問題はクラッチだけなので、20㎞を自走で帰宅を決断です。
2速に入れて、セルでスタート。
回転合わせてシフトチェンジ。
渋滞個所に戦々恐々。
初めは多少ガリガリ鳴らせても、だんだん上手くなってくるですよ。僕ってイケます、自画自賛。

思い返せばこれで3度目だもんね...溜息。

2010年11月20日

神頼みっす

11月19日は、二の酉でした。
金をかき集めるという意味で、熊手に象徴される商売繁盛のお祭りですね。
私の場合は考える仕事で、売るモノがある訳ではございませんので深くは考えていませんが、一応商に属してるということで、毎年欠かさず最後の酉の日に、大鳥神社に多大!なお願いに出向いております(^_^;)。
隣町の府中市には大きな神社の中に大鳥の社がありまして、夜中までこの様なにぎわいです。
デカイ飾り熊手を担いでる人がめっぽう少なくなって、不景気の様はこの参道を歩いていても感じます。
私は自身の商いのスケールに合わせて、社で売ってる一番小さい千円の熊手を買うんですが、横目でいつも出店売りのデカイのを羨んでます。縁起物だから余計なのか、あのデカイのにはミョ〜に惹かれます。買うと店中の売り子達がヒョウシギ鳴らして威勢よく大合唱してくれるんです、シャンシャンシャン!と。
一度あの洗礼を一身に受けてみたいもんですなぁ。

モウカリマッカ...ボチボチデンネェ〜

2010年11月15日

フルムーン気分


いい季節になりました。
チョッと前までの熱さがウソの様。
秋を飛び越してしまうんではないかと心配した急な寒さも一段落。
ようやくの秋が到来ですよね。
たまには女房孝行ということで、紅葉狩り@箱根とあいなりました。
生憎の曇天ですが、空気はクリアで富士山もクッキリ。
Spyder出したかったんだけど...この時期の渋滞を気にしてやむない電車行きとなりました。
案の定のすごい人出。
すし詰めの登山電車にビックリです。
皆が集まるのも当然かな。
鮮やかな赤や黄色の錦絵、もみじの色付きは下界のものとは一線を画しています。渋滞はまった赤や黄色のスーパーカー軍団もまけずに鮮やかです。
大湧谷の黒タマゴが熱っつアツ!

そろそろ歳だよなぁ、と妻とつなぐ手の心地よさも味わいです。

2010年11月10日

赤い長野県


蕎麦会での頂き物なんですが...
こんなにも赤いモノにこだわる地域があったなんて、想像もしていませんでした。長野の伊那の山間からの贈り物です。
まずは源となる唐辛子。
この通りやけにデカイ。パプリカの出来損ないか、はたまたシシトウの突然変異かっていう存在感。普通の鷹の爪の5倍はある代物だ。
咬めば普通に唐辛子並みの...辛いッ。
これはいろいろ料理に使うらしい。
中央の瓶詰めはこの唐辛子を焼酎に漬けた物です。これを普通の焼酎のお湯割りに適量添加して辛みのある酒を常日頃楽しんでるらしい。
これも想定外にイケル。辛みがアルコールを伴って喉にキリッとした刺激になり、しかも辛さが残らない?!。
こんな飲み方初めてです。
左は、デカ唐辛子をみじん切りにして、甘めのミソと合わせて熟成したものです。
こいつも同様に想定外に美味しいんです。焼き肉等に用いたらヤメられそうもない系のシロモノ。
長野って、七味唐辛子とか、カンズリとか、スーパーちゃんとか、何かと赤いモノが気になります。
う〜ん、参ったなあ日本。

カプサイシンは発毛にもいいらしい....♡

2010年11月8日

「新」にマイッタ


昨日はいつのまにか恒例になってしまった、そば打ちの会。
15人程が我家に集まって、秋の収穫に感謝という名目での飲み食いでした。もう放っておいても美味しい蕎麦が出て来る様に成ったので、僕は早々に飲む側に。
長野から届いた珍しい山の一品がツマミです。
今年は熱過ぎる夏に収穫が不安でしたが、一部の地域を除いて順調だったそうです。しかし、どこか風味が弱い。挽きたての新粉らしい薫りが立ってこなくて物足りなさが残ります。それでもこの時期、新の付く食べ物にはつくずく感謝ですね。

蕎麦でさえやっぱりなぁ、あの暑さは応えるよなぁ。
僕も夏過ぎから心肺機能がめっきり低迷中。

2010年11月4日

足りなかった愛♡

不景気に煽られて随分と寝かせてしまったSpyderですが、此の度やっと車検を通す事が出来ました。

秘密基地に運ぶので動かしてみたらブレーキタッチがそうとうヤバい事になっていました。オーバーホールパーツがめったに無いらしいことを聞いていたので治るかどうか気掛かりでしたが、ご覧の様に完治です!。受取に行ったらメカニックC氏が誇らしげに仕事ぶりを見せてくれました。

これ、新品かい...ってオーバーホールです。
サビサビだったんですが、キレイです。

エンスー気取って自分で直すといって、壊れる事さえ楽しんでいたつもりだったけど。単に壊れてる処を修理するだけで精一杯でした。
こういった気持の入り方を見るに付け、自分の楽しみ方がまだまだなんだなぁ...修理の楽しみ方奥深さを再認識。
自分メンテナンスをこだわっているTI君が今イチ機嫌悪いのは、そういう事だったんでしょうネ。

年々潜る回数が減って来てたけど、ファイト湧いてます。

2010年10月20日

常々なるままに

最近危険なクマさんが町中を闊歩してニュースになっているが、安全なクマさんが山から下りてくるとメールが入った。急遽、買い出しです。隣町にはこうした結構な規模の市場があって、日常雑貨から鮮魚まで一般人が出入り出来るようになっております。
〽中央フリーウエイ〜♪で歌われるビール工場の隣です。
大物仕入れにはココが安い!。
こいつはシャブでイタダキマス。

クマさん、夏の半年を尾瀬の山小屋暮らしですが、毎年、直行&直帰(やはり山の中)せずにこうして東京経由。
我家に1泊、それから数日何処かに...行方が知れなくなる。
正反対の都会で何かを洗い流してからと言う事らしい...
何でしょう?。
我々が自然へと指向するの真逆なんだな...フ〜ん。

人間には洗濯が必要なんですよ、と納得した所で洗い過ぎの我が身は照れくさい...

2010年10月18日

Hot Rosso

Myラー油の仕込み。
けっこう簡単なので僕の出番ですよね。
辛いもの好きな家族に人気でついつい煽てられてハマってます。作り立ての為なのか、まず間違いなく既製品より美味しく出来上がるのが有り難い。
TVのレシピに触発されて、素材をいろいろ工夫して迷走中なのです。

唐辛子は韓国産の甘口で、粗挽き+細挽き。
辛さ加減で国産鷹の爪を適宜。
揚げたネギとニンニク。
干しエビ。
胡麻、山椒、胡椒。
紹興酒+オイスターソース+ザラメ少々、で材料をしっとりさせてから熱した胡麻油でジュワジュワジュワ〜。
3日程寝かせると味が馴染んでくるのでガマンです。
これで食す餃子は最高どぇ〜す!

カプサイシンはアドレナリンの分泌を盛んにするそうです。
赤いモノはすべからく取り過ぎに注意っすね。

2010年10月1日

グッ ジョブ!

急に気候が変わり、寒いくらいになってきました。
こんな雨の日のお昼には熱いラーメンが美味しいです。
最近ハマってるのがコレ、生麺のインスタントラーメンです。
麺を2分茹でて、スープをかけるだけ。
スープが3種、麺が2種類あって組合せはお好みです。
1セット¥120円。
想定外に美味しいんです。
チョッと手をくわえれば、もうヤバイです。
某ラーメン屋の親爺も驚いてました。

或る福祉に関係する団体で障害者達が作っているようです。
実に素直な味わいで作り手の気持が見えて来ます。
ここらでは関係者の内でほとんどハケてしまうようで、私は予約しないと買えません。
己の不見識から、こういう世界に直接関わる事がなかったので覚醒的絶賛と言ってしまいましょう。
見かけるチャンスがあったらゼヒお試しあれ。

たかがラーメン、されどラーメン。
イイ仕事してます。

2010年9月25日

自転車とは何か


やっとの思いで見付けました。
CampagnoloのCレコードシートポストです(*^_^*)。
このショートタイプはめったにお目にかかれません。
憧れのエアロデザインです。
形状故に通常のロングタイプでは短くセットできず脚が届かなかったんですからね。
手に取って見ると、ロングより凝縮感があって...たっ溜まらん。
ゾクッときます。
見れば見る程...これ何やねん!。
まるで時計か何かの様な造形美。
自転車ってこういうモノだっけ?。
潰れた部分は中空になっていなくて、それなりに重いってアリ?。
ロードレースは勝敗が肝心、はたまた...。
鍛え抜かれた人間が、美しいマシンに乗って、信じられない速度で競り合うことに、溜まらない「うつくしさ」を感じてたのだろう事を窺わせる。
よい時代だったなぁ。
アフロディーテに心を奪われている間にシマノに抜かれてしまったけど。それが何だってんだ。
彼らは確信犯。最新のクランクだって、クサい!。カーボン繊維の織り目がウロコの様に輝いて見える。絶対何かやってるに違いない。


こうしてシートポスト1本で酒が飲める。
自転車って何だっけ。

2010年9月22日

あご髭の威力

何を企んでるのか、私のにも何かしてくれ〜と、やたらウルサく言われるので、しかたなくラパンちゃんにもGIULIAとおなじ化粧を施してあげました。
僅か3本の短いライン。限定的!に深い意味を主張する力を改めて感じます。
あご髭は我家のアイデンティティーとなりつつあるようです。

妻はたいへん気に入ってくれ、えらく喜んでおりまして、見かけた方は○○○やってくださいまっし。

2010年9月20日

夏カゼ

GIULIAは今夏の熱気に降参したのか、暑くなり始めてから途端に体調を崩しておりました。
バランスも酷くズレている様だし、咳き込むような症状に悩まされてたんです。
もうエンジン末期だし、来るべき時がきたのかと思ったのですが、先日の修理の時に師匠に、まずはフロートの健康状態を確認するようにアドバイスされたので早速キャブを開けてみました。
う〜っむ、穴はあいていない...えかった。
レベルが狂ってます?ね。
上で7.5ミリ、下で22ミリ。
調整は専用ゲージを持っていないのでドリルのキリを使ってます。
少しの狂いなので調整しても大して症状は変わらないだろうけど...
取りあえずその他に悪い所は見当たらない...
まあ、こんなもんだろう。
プラグも新品に替えました。

家イジリした後の試乗、これが楽しみなんです。なにしろ期待通りに治ってることがめったに無いんですからね。

2010年9月15日

祝!退院


形成外科からやっと帰って来ました〜My,GIULIA。
折れた窓サッシ部分は表皮の下に補強の骨材が入っていたのです。
単に薄板1枚ではなかったんで、金属疲労と言っても47年間のご苦労様はいかがなものだったのでしょう。
切開して内部からの補修となり、溶接が大変だったのが写真から伺えますね。
ガラス回りのモールも新調され、窓の開閉も実にスムーズ。
ドアを閉めた時の音が違います。
ガゴ〜〜ンッ〜〜ドア鉄板全体に共鳴して剛性感がコダマしてきます。

なんせ内張り無いもんで〜響きます〜〜♪

2010年8月17日

ガラクタのがらくた

先日来やりっ放しにしておいた、引越の続きに手をつけた。この先物置を2棟増築しないと物が納まらないんじゃ。
という訳で、入り交じったガラクタ詰った物置を、一旦全部出して掃除し、1棟はRomeoの部品専用に仕立てようと思い立つ。
溜まったオイルまみれのガラクタに腕組み。
使う見込みのないものばかり。
売れそうな物があるわけじゃなし。
捨てられない物ばかり。
性分が吹き溜まっている。

誰か使わないかな...
純正ジャッキ4本。
何用か不明のカムカバー(前ボルト2本留タイプ)。
初期TI用、シングルキャブ、エアクリ、マニ、一式セット。
ダンロップブレーキ仕様のフロントアップライト、及びリアホーシングデフセット。
コラムシフト用ミッション。
エトセトラ(汗)。

熱中症になりかけて作業中止...

2010年8月11日

輪行@秘密基地


師匠から連絡あり、先日来治していなかったドアが折れた件でGIULIAを板金に出すことになった。
そこで、こんな日にとは思ったんだけどRossin積んでお出かけです。
秘密基地でクルマを預け、チャリを組んで、意を決してスタート。
じりじり輝りつける容赦ない日差しと、不幸な向かい風。
半年ぐらい乗ってなかったので、ビンディングがイッパツでハマりません...カッコワリィ〜。
それどころか、間もない小金井街道で、前車の急なストップに慌ててビンディングが外れなくて...生涯2度目の立ちゴケ(-_-;)。
ギャラリー向けに笑ってごまかす(*^_^*)。
おかしいおもったら、ん何と、シューズの底が剥がれかかっていて、いくらひねっても外れない状態やんけ!。
しかーし、何かと難関に負けない経験をGIULIAで積んで来た甲斐あって、どうにか家へ...そしてまさに着いた瞬間、完全に取れました。
チャリは磨き込んでいても、こんなとこに思わぬ落とし穴。
旧いSIDI...接着剤で治りそうっす。

行程15キロ程、燃費(H2O)2ℓ。
ヒザが渋い....

2010年8月10日

若きレストアラー


クルマではありません。
今しがた、ご覧の様にイスの修理が上がって来たのだ。
長年使って来た、僕の仕事イス。
昭和の中頃のチョッとした事務イスなんだろうか、お古を気に入ってずーっと愛用してました。
生地はぼろぼろでスプリングがはみ出して、
何時も身体を傾ける側の脚が割れてグラグラ。
痛んでいても、傾いても身体に合っている事なので、ついつい過ぎて使い込み可哀想な程でした。再起不能かとほぉっていたのを、知り合いスジの若者がイスの修復仕事をしていると聞いたので、早速レストアに。

あぁ、GIULIAもそろそろ治したい頃なんだけどなぁ...

木部は当時味を大切に、洗いはかけず磨きこむだけ。
座もウレタンを使わず、ワラと金属スプリングで成形。
壊れた金物もマイナスネジで修理してある。
脚は何処が割れていたんだかわからない。
地味だったかな、生地は...最低予算だったからな。
でも事務室にはちょうどいい表情です。
超〜気持いい-----

これだけ熱心な取り組みなのに、信じられないくらいの手間で、恐縮を超えて心配する程の請求です。
これだったら、今時の風潮の様に、安易に買い替えなくても、お気に入りを使い続けて行けそうです。
エコです。
彼は五日市で頑張ってます。応援したくなっております。
頑張れ若者よ!

久々に更新できてホッとしますねぇ。
スケジュールに追われて...余裕がありませんよ、君!。
夏なのに...

2010年6月26日

眠気を癒す


今日は、友人の陶芸家が小金井の自宅で個展を開いているのでヒヤカシ...ご挨拶に行きました。
この方、夫が陶芸家を目指して出て行ってしまったので、残された道具を使って、いつの間にか自らが陶芸家になってしまったという経歴を持つ。「作家」にはなりたくない、誰が作ったかわからないけど...というような日常を支える器を作り続けたいと言う、優しい素敵な女性です。

僕の回りにはざっと数えても陶芸家が5人居る(大して多くないか)。
皆さん、それぞれ個展を開くので、我家にはヘンな器が山ほど溜まってしまう。
ワケはともかく酒器が多い。

今日の一品はコレ。
昨晩のというより今朝のWカップ日本戦のおかげで、一日中ボーっとした状態でした。
うつろな目で、この白っぽい杯をジーっと見ていたら、どうしても焼酎オンザロックが浮かんでしまって始末に負えなくなってしまい、連れて帰った訳なのである。

実に、美味い!

2010年6月17日

夢の残骸 3


昔々、或る所で知り合った若手の作家に弟子入りしておったのじゃ。

たった1年であったけど、夢中になって泥をこねていた...
道楽を超えて本気になってしまいそうな程であったのじゃが、師匠が遠方に引越てしまわれた...
その後、良い師と巡り会う事が無く...陶芸家への夢はThe end。
師匠を忍んで、作った最後の作品が、倉庫から発掘。
当時、或る共同展に出し好評だったので、調子に乗って大きな陶芸展に出品したけど..あえなく撃沈( ̄□ ̄;)。
落胆した気持のまま、送り返されたダンボールを開けもせず埋もれていたのである。

う〜ん...けっこう気に入っている...アハッ。

2010年6月12日

夢の残骸 2

フォールディングカヤックなる、木製の組み立て式カヌーだ。
華奢な木材の組合せに、ゴム引きの布地を被せるだけなのだが、これが想定外に高い剛性を持っていて、水漏れをいっさい起こさない優れものだったのだ。本来川下り用なのだけど、素人単独では危険なので、湖や海遊びに使っていた。Spiderで富士五湖あたり持って行き、プッカリ浮かべると!実に気持の良い一品である。
ゴーカートでの19000rpmと双璧の快感グッズなのだ。

久しぶりに倉庫の底から助け出してみた(シャレではない)。
これも自宅に運ばなくてはね...

いままでブログに書いた分だけでもゾっとしていたところ、アトリエをひっくり返して出てくる残骸らも合わせると、己の遊び人ぶりに辟易としてくる...

これは、造形家の師匠からの引継ぎモノ。
四万十川を下った師匠の夢の残骸なのだ。
受け継いだ以上は捨てられません。


全部有効に使いこなせないのは、年のせいに違いないって。

2010年6月8日

アクアセラピー


引越と仕事で頭いっぱい一杯な状況の中、日曜日、友人達に誘われて都合良くイッパツ泳いできました。近場の町の運動会的大会でしたので、気楽〜に気分転換できました。こんなことしてると、一日中、他の事は完全に忘れていられます。
大切な時間です...ね。

今日からコンピュータも移動です。気分替えにOSもバージョンUpしようかな

2010年6月4日

雲散夢消


難物を引っ張り出して、腕組み。

榛名の最終コーナーでタイヤが外れてガードレールに刺さって..担架に乗れて嬉しかった...

遅かったけど、一度だけクラブのレースでポディウム最下段へ...

Qタイヤだと横Gで首が10周しか持たなくて...笑われた

青春⁉の熱い想いが忍ばれて、ガラクタさえ宝物に見える。

何日たっても、どうしようもない
コレを仕舞い込んでおくスベが見当たらない。
思考停止。

2010年5月29日

夢の残骸

ここのところアトリエの引越に追われています。
期日がせまってチョッとあせりぎみ。
今日もゴミの山に頭突っ込んでます。

20年も余裕ある所に居たので、仕事以外の随分とツマラナイモノをため込んでたね、君!。
それも少しずつ、処分してゆくと..妙に、ダイエットして身軽になったような、爽快感みたいなイイ気分になってくるんです。なんだか嬉しくって、思い切って捨てられるようになってきた。
作業全開!
カーマガジンも殆どポイ!
イイ時期だし...人生にヒト区切りつける仕分けって覚悟である。コレ、楽しかったなあ...

Romeo調のモディファイがお気に入りでした...

まだまだ続けたかったなぁ...

一番財布にキツい道楽だったなぁ...

どう考えても、捨てられない....(涙)

2010年4月8日

愛するが故に

けっして見飽きる事の無いTIのデザインは、Scarnati?!という人の作品らしいが、ここだけは磨く度に手が止まってしまう部分です。
自分の個体だけが修復歴あって曖昧になってるだけかと思ったけど、そうでもない。
その他の部位にあっては、気持の良いぐらいの冴えを見せる表現が満載なんだけど、ここだけは曖昧模糊。
サイドのエグった2本のラインで、下は上手くボンネットに繋がるんだけど...上側のラインはなんとなーく消えて行く...。
とはいっても、けっこう上手く削れてるという解釈も可能だけど...
ことコイツの場合だと、全体の造形コンセプトの中にあって唯一キレてない個所として想い!が残ってしまうんであ〜る。
ボンネットとフェンダーの隙間を谷にしてゴマかしてるよう...
サイドからのえぐった逆アール面を、いかに脹らんだボンネットに同化させるか...考えても良いイメージは浮かばないんで仕方ないか。
って、スカルナッティ様もそうして逃げたんかいなぁ。

其の点、段付きは凄かった...。
6C時代にも凄んごいのあったな。
でもTIのフロントに凄業使ったら、やり過ぎってことになりそうだし、やっぱりこれが正解なんだろうと考えるしかないな。と、いつも妙な納得に辿り着く。
そうして、これからも想いを巡らして楽しもう♡。

「いや、これぞワザだ」と聞こえて来そう...

2010年4月5日

お国自慢

私の住む国立市には、町を貫通する大学通りという1.5km程のメインストリートがあります。この通りは南北の両端が駅によって止まっているので、比較的通過交通が少なくて、市民祭りの時はストップして歩行者天国になったり、この時期にはグリーンベルトでお花見をしたり、市民の憩いの空間として象徴的な存在になっています。
夏は緑の木陰が涼やかです。秋は紅葉。冬景色も風流です。
春は、どうです見事な桜でしょう。
と言っても、老木が多くなってしまい、勢いあった子供の頃の記憶からすると、時間の経過を感じます。
僕も...桜も...
一時期この町から離れていたこともありましたが、こうして歩道橋から俯瞰してみると、ずっと支えられて来たなぁという気分ですね。
天候不順のおかげか、昨日は一段と見栄えよい満開を楽しめました。
普段誰も使わない歩道橋、今日だけは撮影者で鈴なりです。そして先週の寂しかったお花見も、しっかり挽回っす。

2010年3月30日

花は何処よ


雨予報にもメゲズ、季節外れの寒さにもメゲズ、1分咲きのサクラにもメゲズ、お花見を敢行。
何があっても飲みたいというタフな連中が10人デス。
こんな陽気でも炭火に熱燗とホットワインがあれば昼から夜まで楽しんでしまう輩(注:僕を含む)が我ながらオソロシイ。
桜木いっぱいのこの公園でもヤッてるのは当然1組だけ...
周囲から冷ややかな視線ばかりかと思いきや、さにあらず!羨ましげなオヤジの横目がテンション高めてくれます。
しか〜し!違和感いなめない宴にか、オマワリさん呼ばれてしまいました(汗)。

やっぱり来週だったかなぁ(^_^;)

2010年3月17日

何をか言わんや

僕の朝はこれが無くては始まらない。
欠かせないもの、それは...
カフェオーレ、ドンブリ大盛りで。アラビカ種でなければ困ります。
パン、妻の焼きたて或はバゲット。
そしてバター&ジャム、但し、柑橘類のマーマレード限定です。
他のはたとえ美味しくてもダメ。
妻が近所のダイダイで作ってくれるのが最高なのですが、無い季節は既製品でも十分満足だス。
これら以外は何が出て来ても口にはしません。
昨日、コイツを切らしたので、かなりあわててしまいました。
外回りをわざわざ電車利用にして、現在駅前再開発で刷新はなばなしい武蔵小金井の輸入食品屋に行ってみた。
こんな名前のを発見。
やっぱりニヤニヤしてしまいます。
イタリア物です。
きっと、ココのボスはRomeoに乗ってるに違いないとか...
すっかり友達にでもなったつもりでゲットです。

という訳で、今朝も無事スタートできました。

こんな朝食、はて?いつ頃から。
そういえばGIULIA乗り始めた頃だったりして...

2010年3月15日

深〜い

去年末に交換したガソリンタンクですが、給油の度に不似合いな程の喜びを感じています。
それまでのスパイダー用タンクにあっては、注入部分の曲がり具合がガソリンノズルの形状とまったく合っていませんでした。
それ故、スタンドで、吹き返さない様に付きっきりでチョボチョボと入れてくれたり、稀には、ノズル差しっぱなしから落ちてガソリンまき散らしたり、ボディーに当たったり...
けっこういろいろあったんで、知らない所での給油にはつい神経質になって...セルフ探したりしてた。
このスーパー用のタンクは、ちゃんと奥まで刺さるんです。
画期的!
ガソリンもレバー目一杯引いてガンガン入れられます。
おまけに蓋がネジ式じゃないので、キツく締められて開かなくなったりもしません。
その上、何と言ってもこれがオリジナル。
久々にセルフスタンドに入って、つくづく快感に耽っています。

いうことありません。

2010年3月8日

早春の冥想


春の1枚はこれ。
たった今、Amazonから届きました。
Brahmsのピアノ小品集。
最近完全に虜になってしまったGlenn Gouldです。
改めてBrahmsがけっして保守的なだけではないことを知り、そしてGouldの深い理解力とただならぬ表現力に打ちのめされる...
春だというのに、アトリエを移転しなければならない憂鬱には、大いなる救いである。

2010年3月6日

カックイイ〜と思うのは自分だけ?


てなもんですが...またおかしな物を入手してしまいました。
イタリア軍御用達の本物ジャージっす、(*^_^*)
しょうがねぇなぁ...
小平周辺で流行ってるらしいので、お気をつけ下さい。

2010年2月18日

水泳のススメ

水泳始めて10年になろう。
知り合った数多くの泳ぎ仲間を見回してみれば、僕の様に中年になってからの腰痛等のリハビリで始めている方々が多い。体重がかからずに、無理せず筋を鍛え治す手段はこれしかないからね。しかも理想的な有酸素運動です。
とは言っても治ったのに、ハマってしまいヤメられなくなった方々が多いのが面白い。

精神病の治療にアクアセラピーというのがあって、患者を水に浸けているだけで、何らかの効果があるんだとか聞く。羊水の記憶って訳なんだろうか。ストレス解消効果は抜群である。
でも、たいがいそれが理由ではないんです。
人間はもともと泳げる様には出来ていない。
生態的に水泳はそうとう不適当な運動にちがいない。
不安定に浮遊し、水かきも無い小さな手足で水を捉え、大きな抵抗を受けながら進まなければならない。しかるに、何年やってても、いくら上手くなっても、速くなっても、完成するという事が無い。
泳げば泳ぐ程、老いて衰えても、力量に応じて、いくらでも改善出来る部分が見えて来て面白くなってくるからだ、と皆で話す。

確かである。

日曜は、今年初めてとなる水泳大会に参加して来ました。
100m背泳は2年ぶりにパーソナルベストを更新。
やめられませんねぇ〜(*^_^*)

Alfa Romeoのクラッチが辛く感じて来たら、貴方もいかが...

2010年2月3日

増え過ぎたオモチャ


とどのつまり、結局こうなってしまいました。

修理業者は幾つか見つかったんだけど、フランス製は扱ってない。
いろいろ調べて行くうちに案外簡単らしいことが解って来て...
ちょっと手を出したくなってしまいまして...
何時ものパターンっす。
先日のGIULIA電気系統工事で随分とエレキに自信が持てる様になったからね。

手本は、これまた長くお世話になっていた国産4号A型黒電話です。
これもいい味出していて捨て難く、現役!。
こうして比べると、ルノーvsクラウンってみたいだなぁ。

内部は実に面白い仕組みで感動的なほど。
かのベル氏がいかなる天才であった事かが間違いなく垣間みれます。
基本的な動作部分は仏製も同じでしたが、国産品の方が断然緻密。
車も電化製品も同じですかね〜。

まず、繋がらなくなったのは接点の接触不良でした。
名刺にアルコールを浸して、薄い隙間の接点磨き。
音声に雑音が混ざるのは、スピーカー部分で断線発覚。
これはハンダのやり直し。
弱電製品は全てが細かく細いので、超〜気を使います。

これからは電話も趣味だと威張れそう...かな

2010年1月27日

こんな親だと諦めてるに違いない


日用品としてGIULIAに負けずと現役を続けてるツワモノです。
ジーコ..ジーコって、あのジーコも好きだけど、あくびが出る程ダイヤルの戻りが遅いのが魅力♡です。
このデザインには妙に引かれるモノがあってヤメられません。
受話器内部には鉛の重りが仕込んであって、持っている時のバランスを調整していたりとか、各部の造りの剛性や操作感は日本の黒電話とは雲泥の差。何でも小さくて軽ければイイって最近とはまったく違う神経で造られている所がたまらんです。
大して古い物じゃないけど、カタチが気に入って30年程前に入手。
それからズ〜ッと...
しか〜し、電気的な何かが合わないのか、はたまた僕の知恵が足りてないのか...雑音がまじってしまいエラく聞き難い。
取次ぎで名前の聞き間違いは始終であ〜る。
先方からも「随分遠いねぇ」と。
でも不思議と子供達からは不平は聞こえてこない...

我家ではダイヤルを指で回すジェスチャーが通用するんです!
そこが皆のお気に入り。

まあ、それもそろそろくたびれて来た様なのだ。
最近、繋がらない事がある。
バラして見たが、諦めた...
それでも、携帯あるし!一向に困らないんであるが...
チョット頭が痛い。
どうにか直らないかと、修理場所を関東エリアで検索中です。

コイツを使いたいが為に我家はいまだにダイヤル回線...( ̄□ ̄;)

2010年1月19日

解剖学概論


息子にはこのままサーフィンやらせたいんだけど風向きが怪しい。
最近、友達からの影響で釣りをやりたいって騒いでる。
私の守備範囲外。
まったくやった事が無くってどうしたらいいやら...
生き餌がキモイし...
次男坊が少しやってたけど今は広島転勤中だし...
しかたなくハウツー本を買い込んで親子で猛勉強中。

誰か教えてくれないかなぁ。

ターゲットはシーバス。
クリスマスにはシーバス竿を買わされとります。
というわけで
釣るにはまず敵を知らなくてはいけない!
古の兵法にしたがってシーバスこと鈴木君登場でやんす。
ルンルン〽
スズキとうよりフッコサイズですかね〜。
妻の夜勤の留守番で、二人でワイワイ。
お勉強の後は、アライにして嬉しくお腹に処分々々。
これも食育。

コイツには日本酒が...合いますねぇ。海釣りなら...♡かも。

2010年1月13日

お疲れなんでしょう


年の初めから、何てこった〜。

ドアが折れた!!!

サッシ付け根の鋼板が、金属疲労だろうか、内側パネルが亀裂というより完全に裂けてしまったのだ。外側パネルは生きているんだけど、嗚呼、ガラス枠がグラグラだ。
チョッと、冷汗かく様な、対応しようもない現象です。
かな〜り慌ててしまって、早々に秘密基地へ。
師匠いわく、初めて見る症状だって(^_^;)。
僕のは、「師匠初体験トラブル」シリーズ...二度目です。
当分、運転席側ドアは使用できません。

そうとうに不便である...

2010年1月7日

年の初めに思う


毎年恒例にしているスキー旅行。
娘、末っ子と3人で山小屋に泊まっての雪三昧でした。
その帰り道、那須塩原にある日本一の吊り橋ということで、ちょっと寄り道しました。
もみじ谷大吊橋です。
ほんとあきれる程長い!
スーパーなスケール感!
季節柄もみじは無いけど、すばらしい渓谷をバックにまさに他では味わえない豪快な体験でした。
でも?これ何の橋かな。
向うとこちら、公園と土産物屋があるだけ。つまり空中散歩させるための純粋な観光目的の橋。
それにこれだけの事をするかって...景観の美しさより、昨今の時代背景を受け、疑問の方が大きかったな。

嗚呼、初めっから気の重い話しになってしまうとは、この1年が晴れやかであります様に...