2010年6月12日

夢の残骸 2

フォールディングカヤックなる、木製の組み立て式カヌーだ。
華奢な木材の組合せに、ゴム引きの布地を被せるだけなのだが、これが想定外に高い剛性を持っていて、水漏れをいっさい起こさない優れものだったのだ。本来川下り用なのだけど、素人単独では危険なので、湖や海遊びに使っていた。Spiderで富士五湖あたり持って行き、プッカリ浮かべると!実に気持の良い一品である。
ゴーカートでの19000rpmと双璧の快感グッズなのだ。

久しぶりに倉庫の底から助け出してみた(シャレではない)。
これも自宅に運ばなくてはね...

いままでブログに書いた分だけでもゾっとしていたところ、アトリエをひっくり返して出てくる残骸らも合わせると、己の遊び人ぶりに辟易としてくる...

これは、造形家の師匠からの引継ぎモノ。
四万十川を下った師匠の夢の残骸なのだ。
受け継いだ以上は捨てられません。


全部有効に使いこなせないのは、年のせいに違いないって。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

芸術作品ですよね。
私もシーカヤックやりますけど(やってましたか?)、最初はカヤックの美しさに惹かれてはじめました。
川では、山口の錦川(錦帯橋のあるとこ)を一泊しながら川くだりしたことがあります。

多趣味ですね!

あ、岡山の金造でした。

コーシロー さんのコメント...

金造さん、ご訪問嬉しいです。貴方のブログのカヤック画像を見ております。瀬戸内海の小島を漕ぐのは夢っす。
確かにとりとめも無く多趣味ですが、でも殆ど受け継ぎ物っていうのがどうかと...来るモノは拒まず!