2013年12月25日

忙中閑あり

クリスマス!歳時記を大切にしている我家にかかせない夜です。家族とその友人達を招いておおいに食べて飲んで楽しんだ。

そう年末は本当に忙しい。
12月頭から毎週の忘年会。仕事では飲まないので、全部お楽しみ系。だからですけど気合いが入るので身体にキツいし肝臓もヘトヘト。
スポーツも毎年の締めくくりにしている大会があります。これも忘年会付き。
駆け込む様に24日までたどり着いた。後少しだ、仕込み中の肌色の七面鳥を見ると、先が見えてホッとさえする。
毎年、妻の希望でその七面鳥の付け合わせにパスタを打ってます。
日本で手軽に入手出来るセモリナ粉はほとんどカナダ産らしい。そのせいだろう、手打ちにしてもソレ程感激する出来映えにはならないんである、実は。配合のせいかと工夫するのだが、悩む。コシは十分にハードだけど、粉の風味が希薄なのだ。まあ十分美味しいんで文句というほどではないけれど、食べてテンションが上がらない。
今年は試しにちょっと奮発してイタリア産の粉を取り寄せてみた。
¥800円/㎏。色味、粒度は変わりない。
1キロで10個の卵と少々の塩とオリーブオイルで練る、練る、練る。
練り上がりに少し時間がかかった。水分量を必要とするタイプだ。もう1個、卵を入れてもいいのかな...と思いつつも最終的にはギリギリでまとまった。

出来映えは...家族の誰もが判る美味しさに出くわした。
粉そのものの風味が高く、味が良い。
噛みごたえも固いだけじゃなく、モッチリ感をともなって明らかに別物だぁ。
やはりその国のモノは、その国の素材があってこそだな。そう思うと讃岐うどんはすでにオーストラリア粉だってのが寂しいぞ。

忙しいのにお勉強してみるとイタリアで南部では勿論セモリナ粉だが、北部では何と使わないらしい?その下の強力粉で打つと言う事を知った。
へ~、である。

へ~に押し出しを食らう。先日、僕の蕎麦趣味を知った山梨の或る農家の方から、自分で造ってると言う蕎麦粉とウドン粉を頂いた。
これで打っちゃおうかな。
真っ白なウドン粉も卵でイイ色が付いて見た目ではたいして変わらない。
うどんっぽくならない様にと平たくフィットチーネ仕立て。
茹では3分半。
味が判り易い様にニンニクと唐辛子とアンチョビでシンプルなペペロンチーノでいただきました。

う~ん、悪くない、悪くないけど...面白くも無い。
やはり風味がイタリアンじゃないのだ。
アルデンテが出せない。
平麺も名古屋風でハズレ。
オイル系はムリ、クリーム系なら。
まぁ、余興程度にはなったかな。

唐辛子調理中だというのに不覚にもトイレに行ってしまった。
痛ッ!!!(>_<、)

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