2013年3月11日

深まる愛

トラブルです。
エンジン始動すると、何かパチパチとフロント廻りから異音がする。
しばらくして納まったので、まあいいかと近所の用足しに出かけた。
メーターを見ると、また電気計が作動してない。
またか...来たときから動いたり止まったりしていたので、メーター不良だろうとタカをくくっていた(水温計無いのが可笑しい)。
?ハッとひらめく。
あの異音はオルタネーターかベルトか!。
プーリーカバーを開けると、確かにベルトが外れていた。留が緩んだのではなく、全くユルユル状態であった(カバーがある為に普段の目視はできない)。
外れたベルトを噛んで、ファン二枚が少々欠けている。
この程度ならファンの交換は夏場でいいかな。
ロメオでは割れたファンがラジエーターに刺さったことがあったので、キズが浅くて済んだのが幸いと、ホッとする。
あれ、ラジエーター無いんだっけ...。

この車、安価に必要が削られた類の設計ではない。ファンプーリーにはちゃんとカバーが付いており、オルタはINマニに固定されてる。ファンもシュラウドも凝った作りだ。フロントフード開けるたびに気がつく工夫に感心している。
1936年当時としては先進的コンセプトで創られた訳で、そういう気概を秘めたるがこそ、これだけ長きに渡り生き延びて来たのだろうな...。
こうして次第に愛着が深まってゆく。

0 件のコメント: