2009年4月20日

50mのドラマ


昨日は辰巳で水泳大会でした。春は大会が集中してるもんで、水泳モノがつづきます。
Alfa Romeoをいじる暇もゴザイマセン。

50mバタフライ、最近調子がイイんです。
今日が第1回というNewな大会なためこのレース50才台からのエントリーは二人だけ。
つまり僕と隣のヤツ。
スタート前、目を合わせない様にしていても背中の視線が熱い。
エントリータイム順に並ぶんで、8コースの相手は僕より遅いタイム申告であるはず。
最初からチョッと優位気分、勝てるつもり...。

スタート音と共にまずまずの飛び出しでした。
飛込みから浮き上がりの鋭さで僕が1m先行です。
後方は見難いんで周囲はあまり気になりません。
前半の25mまではその差をキープ。
余裕 綽々。
そうしてターンを無難にコナしたつもりだったんですが...
見てた友人がラインがヨレていた!って。
そのスキに、ヤツはキックを入れてターンの浮き上がりを引っ張って、あっと僕の前1mに出た。
視界にいきなりの出現で衝撃。
何時もは僕も引っ張るんだけど、今日はキック1回だけ...。
鼻っからの油断が気安い泳ぎになってしまった...か。
前に出られると相手の動きは手に取る様に判ります。
何考えてるか伝わってくるようです。
してやったりってか!!
クソっと渾身の爆泳も、詰めるも離されるも、全く差を変える事ができません。
じりじりした時間が流れます。
ゴールのタッチ板がグングン迫ってきて残された時間はなーい。
後はタッチのタイミング、残された距離と手のストロークの距離がぴたり合えば良し。
ヤツがこれをミスるのを祈るしかない。
しか〜し、無念にもドンデン返しは無く望みは消えたのでした。
すごい悔しい〜
これがレース
水から上がるとヤツが握手を求めて来た。
「有り難うございました」とやられた。
まっいいか〜久々にチカラの近い者同士でレースらしい競り合いが楽しめた。
負けた悔しさよりサワヤカな気分が満ちてきた。

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