2011年4月23日

イタリアンジョブする

といっても、岐阜に行けるという訳じゃない。

最近仕事にも大活躍の自転車のギアをいじっています。
ロメオいじりとは別世界。部屋の中で、テーブルの上で、普段着のままでじっくりと。オイルにまみれていないチャリ用工具と片手にコーヒー。

去年e-bayで仕入れたReginaのフリーだけど、けっこう手が焼けるんだ。とりあえず組んでみたんだけど、こんなのでいいのかよ!ってぐらいガッタガタ。イイ音を企んで入手したのにガタンガタンととんでもない音!。
ペダルを強く踏むとラッチェットが歯飛びします(汗)。
オーバーホールしながらイジって、フリーのベアリングの玉当りを調整しているシムが厚すぎるという判断に。とは言ってもシムをいろいろ持ってるわけは無くオイルストーンでシコシコ削ってます。
これがめっちゃ固(汗)。
0.1ミリ削って、また組んで試乗して...またバラし。
今日で4回目っす。

0.4ミリ落として、ようやく玉が全体に当り出し、ガタが減ってラチェットが飛ばなくなってきた。
ピタリにはもう0.15ミリってとこなんだけど、やり過ぎの後悔はさんざん積んできたので、これで当分乗ることにしました。

イタリア人って、チャリでも車でも、こうして手をかけて組んでたんでしょうね。工業製品の未熟さという訳じゃなく、組み手に預けるんだ、という領域があった。あるいは、ここは任せてくれという組み手の世界もあったんでしょう。この辺りがイタ物の魅力の源かも。
彼らの魂に触れた気分味わっています。

はたして僕に預けられてもなぁ...

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