2012年7月30日

誰でも一番に

子供達にせがまれてまた登ってきました富士山。
二度目です。
去年初めて登って、もうけっして登る事はないと決めてたんだけど。
もう大きくなってしまった子供達と久しぶりの旅行、天候にも恵まれて楽しかったです。

毎年何十万人も素人が登るって、何なんでしょうこの山は。
日本人なら一度は登らないとね、と皆口を揃える。
富士見台に住んで、幼い時から見上げて来た完璧な美しさも勿論ですが、根本的には一番だからでしょう。一番になったことのない普通の人が、誰だって一番を味わえるってことなんだろうかと穿ってみる。
他には高尾山くらいしか知らない僕が言うのも何だけど、山としては実際面白みに欠けている。
何でも単純なんだ。
景色も単調だし、ルートも植生も。
登りはまだ、岩場、砂利道、砂場等の地形の変化が多少あるが、下りなんて、同じ勾配の砂利道がただひたすらにツヅラ折。景色も殆ど変化無し。だから無理して御来光をセットしなければならないんだだろうな。五合目まで車で行けてしまうのが災いしてそう。
これから挑戦する人へ、せっかくの絶景、昼間登るのがお勧めです。

最大の効能は何かにつけこの山を見上げるたびに「登った事」の感慨に浸れる事。

0 件のコメント: