2012年1月22日

ランプの夜

ようやく脚が動かせる様になってきた。
先日のスキーでヤリ過ぎてしまった。軽度ではあるが靭帯損傷。何事も無く帰宅して、3日後に歩けなくなった。そうしてずっと整骨院通いが続いている。

久しくオトナシくしていたので、怪しい虫がこらえきれずに騒ぎだしていたところに、好都合にも飲みのお誘いが来た。
ショウモナイとでも言いたげな妻の視線を背中に受けて、酒をザックで担いで軽いビッコを引きながら徒歩で出かけた。薄手のザックは一升瓶である事が明らかだし、そうとう滑稽な後ろ姿だろうことは自覚するところであるが、整骨院から、そろそろ運動を始めてと言われているという、まったく正当な理由もある。
国分寺 崖線の旧い小径。
夜の小雨は予報を裏切り、残念にも雪にはならなかった。
訪れたのはプレハブの倉庫。
電源は無い。
カセットコンロには此処の主の手製の牛筋煮込み。
快気祝いにと残しておいた持参の地酒。
コルトレーンのバラード。
ランプの灯に照らされた友達の顔が暖かい。

何だか雪山の掘っ建て小屋気分が終わってない...

0 件のコメント: