2014年7月26日

スカンジナビアンレッド

もう1年以上掛かってるって妻の催促に慌てています。

いよいよの外部。
庭中の石をかき集めて、玄関前の石段を創りました。
筑波石の細かいやつ...大きいのは手じゃ動かないのであきらめた。
解体した塀の残骸の大谷石。
灯籠もバラして使ちゃう。
混ぜこぜにして、自然な感じの石積みに仕上げました。ドヤって形じゃなくて、踏むたびに、あっ灯籠...って、いいかなってね。
GIULIAのミッションギアも埋込んじゃったし。

以前のアトリエから持って来てしまった木製の玄関ドア。
ほんとの出所は進駐軍だ。巡って我が家に来るってど~よ。
ステンドグラスは当時、開設を祝って創ってくれた妻の処女作。
今回は妻の希望でスカンジナビアンレッド色⁉に塗装です。
これがイイ色が出ない。
塗っては数日乾かしてまた塗って...4回目でまぁいいかなって。

植木も植えました。
庭にあったモノを植え替えたり、仕事の現場から廃棄樹木を引き取ったり。ちょっと少ないけど、生き物なので3年後の伸びに期待です。
この暑さだし、素人のいい加減な手当では枯れてしまうかも。

このリフォームのコンセプトが今になってはっきりとしたものになって来ています。
仕事で行っている手法とはほど遠く、机上のイメージではなく、在る物、手に入る物、手伝ってくれる人、既存建物の都合、最小限の費用、僕の出来る仕事、僕の空き時間、それに妻の顔色も加わります。
そういう身の回りの関わりの中から形を獲得した建物。
改めてそういうモノに惹かれています。
もう二度と無い建築体験かもしれませんね。

やけに2CVが似合うようだけど、コンセプトが近いのかな。

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