2014年9月9日

最終章

セルフビルド、13年の春から始まった拙宅改造計画。
もう1年半の月日が経ちました。
建物自体はほぼ終えています。といっても、増改築部分の話で、全体の塗装工事は手がつけられていないのが現実。でもさっそく僕も妻もそれぞれの仕事の接客で使い始めております。
妻はこの上なくご機嫌です、ほっ。
最後の問題が部品。
イスが足りない。
テーブルが足りない。
カーテンどーする。
エアコン入れなきゃ。
当分Alfa Romeoの車検は取れそうに無い...(涙)。

20年前に入手しておいた秘蔵のチーク無垢板がある!。いつかはテーブルに仕立てようと押し入れにネジ込んであったのを引っ張り出した。さすがチーク、ほとんど狂っていない。表面にカンナを掛けると艶やかなチーク色が出現。ウットリです。
しかし1枚板としては残念であるけど初めから入っていたセンター割れが難題。テーブルにするには割れが進行してしまいかねない。そこで、割れを止める為の埋木を加工しました。
紫檀をチョウチョ型に切って象嵌の様に嵌め込みます。「チギリハギ」という日本の古典的な手法を見よう見まねでやってみたのです。いい名称じゃありませんか。そしてヒビ補修でさえアートにしてしまう処に感心してしまうじゃありませんか。
こういうところに日本的な感性が浮き彫りになる、いい国です。陶器の割れを金で埋めたり、材木でも割れも腐れも受け入れて景色にしてしまうところが憎いです、我々。

このテーブルで飲む酒はさぞや、だよね。

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