2009年3月31日

春の1枚


Beethovenのピアノソナタの中ではこれが最高。
高校生(ほとんど昔話)のとき、Christoph Eschenbachの奏でるこの曲に出会ってしまってから今だこれを超える好みが生まれてこない。
名演奏という評判なわけでも無い。
演奏者にしても特別な評価を貰った記憶も無い。
何かこう、曲に対する理解というか、表現しようとしている部分が妙に頷ける感じ、イイも悪いも納得出来るんだよね。こんな風に感じる事が出来るのは音楽全域でこの曲だけ♪。
DNA配列がかなり近いってのか、この方とは馬が合うってことだろー。
しかる取って置きのレコードを無くしてしまったことが最も悔やまれていて、散々探していたんだけど無くて、もしや別世界に旅立たれたかとさえ...
見つからないはず
グラモフォンだったのに、EMIかよ...
あろうことか30才頃早々に指揮者に転向していた...
なぜに...いつまでも弾いていてほしかった。

やっぱりいい曲だ...iTunes 感謝。

僕はちょっと嗜好の幅が狭いキライがある...欠点。
何でも一旦気に入ると、それ以外が遠のいてしまい、あまり飽きるということを体験した事が無い。
クラシックだって世界は広いのに
好ましく聞くのは10人程の作家だけ
気持が柔らかくなる春、これをウトマシく想うのであった

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