2009年3月3日

天使に乾杯


我家の酒蔵..ただの戸棚ですが..に眠る酒にあって、もっとも有り難い存在だった物を可愛い天使に捧げる為についに開封。今までの人生に度々のチャンスがあったんですが、なかなか開ける決断がつかないで25年も待たせてしまいました。
昔フランスを放浪してたときの収穫です。
宿屋も無い田舎の小さな村の農家に1週間程お世話になっていた時、そこに住まうシャンパン醸造家のところで結婚式がありました。村中の人間が招かれて三日三晩のパーティーです。たまたま滞在していた我々の事は悩みのタネだったのかもしれないですが、快く招待してくれるところとなったんです。
そうして引き出物として配られたのがこの1瓶
「ジョセリーヌ&クリスティアン」
結婚する2人の名がついたこの日だけの限定品
25年のホコリを払ってしみじみ...想い出が巡る
子供達にこんないわれを話しながらゆっくりとコルクを回します

?栓を抜いてもガス圧を感じない!
グラスに注ぐとシャンパンとしては意外な琥珀色..
泡は殆ど湧いてこない...
口に含むと...酸味出てしまって、完全に過ぎている
25年は間違だった(>_<、)
でも...爽やかさとは違う芳醇な後味に残念な気持が慰められてくる
案外、有り難いと思える様な...時代がかった味わい
SUZUちゃんを祝うのにふさわしい風格を醸しています

神々に感謝

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