2014年4月11日

ナメまくる

石膏ボードを張って左官下地を塗り上げた。
息子一家がシンガポールからやって来る。少しは進んでないとカッコつかないし〜。

いままで何度か自分で漆喰を塗った事があったし、こういう天然系の素材が大好きで本業30年使い続けて慣れた材料、ノーガキだけは十分である。
粘土みたいなもんだ。
器用なら誰だって塗れる。
平に仕上げないのなら簡単さ。
大した材料と言ったって、所詮フツーの職人が扱えるもんだろう。そりゃ金の取れる仕事はできないけど、僕の望んでる結果だったらやれないワケない!。
セルフビルドって聞こえはいいけど、シロートだって出来るさって、仕事をなめてるって話なのだ。
おおいにナメてやるつもりの工事なのだ。そんなコト自分家でしか出来ないし〜。
一生の仕事にする人が居るくらいだから面白いに違いない。フツーに仕上げるのがどのくらいなのか見たいじゃないか。やってみない事には判らないことがイッパイある。

実際、仕事での知験はほとんど役に立たない。
大工が平坦な下地を作ってくれていた。
左官屋が石膏下地を塗ってくれていた。漆喰の調合も適切に調整してくれていた。段取りも全部用意して、ただ塗れば良いだけにし、適切な指導もしてくれていた。
今回はだれも手伝ってくれない。
今年初めての夏日となる気温の変化に材料の調合ですら満足に段取れない。水引の具合で押さえを知る。改めてコテの使い方を知る。チリ刷毛の使い方も仕上の内。そうして、見事な金の取れない仕事が出来た...大満足である。

明日からもうチョットは職人がエラく見えそうだ。

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