2014年4月3日

デキソコNOW

セルフビルドもいつの間にか仕上段階まで来ております。
壁仕上はボードに塗装のつもりだったけど納まらない部分が多いので漆喰を塗る事にした。グレードアップというワケじゃない。建物精度が悪く納まらない下地の欠点をカバーしてくれるという点で有能な素材という理由です。その上、僕にはいい加減にしか塗れないが、それでも絵になろうし面白いはず。

いつからだろう破れたジーンズが奇麗なものより何故か高価だ。
カフェはたいてい古ロフトやくたびれたプロバンス調。美人より個性的な方に人気があったりする。若者はジーンズ下げてパンツ見せてるし、オヤジまでシャツ出してる。
僕も新車より錆びたGIULIAだし...。
そういう価値観って昔から無かった訳じゃないけど近頃は驚く程顕著じゃない?。
街には足りない物、未完なもの、ヒネクレタもの、があふれている。
面白い時代になったものだ。

窓枠も出来てペンキも塗った。
白いペンキを薄目に溶いて下塗りを入れた。
本来完全に仕上げるつもりだったけど、何だかもうこれで十分じゃないかと手が止まる。
塗りムラもあるし、刷毛目も残る。節も釘跡も丸見えなんだけど、木材そのもののアジが残ってるし、ペンキの色気もソコソコ出てる。
仕上がっておしまい・じゃない風情がいい。完成度というよりその状況そのものに惹かれるのじゃあるまいか。
そうは言っても所詮粗雑には違いない....まあいいか、仕上はいつでも出来るんだし当分このままでいってみよう。

とか言っちゃって、迷走する文化に付いて行くのがやっとだったり、か?。

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