2014年4月21日

出来過ぎかしら

壁仕上最後の段階まで来ました。
下地の石膏が乾いて来た頃、カメちゃん(プロの左官屋)から、漆喰が余ってるから使って、とのありがたい申し出がありました。
やった!。
朝あまんじて待ってると、いろいろ積込んでトラックでやってきた。
漆喰、圭砂、各種の泥、いろいろな混ぜ物。
左官のおもしろい表現について熱く々く語ってくれました。午前中イッパイっす。
昼食を取りながら、さてこの空間ではどうしようかなと考えを巡らせていると、さ~て塗っちゃおうぜ!ときた。今日は小雨陽気で気温も低め、湿度高く絶好の左官日和だからという。
えっ、塗ってもらえるの?。

協議の結果、漆喰に細かい圭砂を混ぜて、中塗用に仕立てた砂漆喰を一発で粗塗りすることになった。漆喰だけだとヌタ~っと付いて厚みの出難い扁平な質感になってしまうところを、圭砂の混入で粗さを押さえて塗っても薄く見えなく重量感を出せるという狙いである。
プリミティブな作為感の無い壁にしたい。

いざ部屋の対角に分かれて同時にスタート。
小さめの角鏝でどんどん塗り付けて行く。ワザと粗したりしない。
押さえた箇所は反射が違ってしまうのでムラ取りもしない。
養生テープは張ったけど結局撤去した。チリ刷毛も使わない。
自然に!である。
流石にプロは早い。僕の三倍速だ。
どんどん仕上がって行く。3時間程で完成です。
感動です。
完璧です、壁だし。

あ~ぁ、全部自分でやりたかったのに塗られちゃった...

2 件のコメント:

おかんの頭の頭 さんのコメント...

贅沢な最後の一言ですが、わかる~その気持ち!
特に問題なく終わるとそー感じますよね~

そう思わせて終わらせてくれるのがプロだと思うんです、手の平の上で自由にさせてくれてるけど、大事に保護されてると・・・

コーシロー さんのコメント...

おかんさん
遊ばせてもらいました。流石の出来です。