2011年11月4日

メロスはハイだったのだ

昨日は地元で開かれたアクアスロン大会に参加しました。トライアスロンが3種目なのに対して、これはバイクの無い2種目の大会です。その手軽さから最近ローカルで流行っております。今回はスイム200m、ラン2キロのお手軽ビギナー向け大会。来年トライアスロンに出るための経験として急遽出ることにしたのです。

陸上競技は人生初の...まさにデビュー戦でした。
まさか、僕が走るなんて!誰が想像したでしょうかって、自身つくづく感嘆。
小学生から高校まで、運動会の徒競走ではビリかその次が指定席。走りの授業では仮病を使って出ないこともあったな。多摩湖一周のマラソン大会なんて最もおぞましい体験だった。
その頃ダントツだった水泳がある故に、体育の先生からはナマケモノのレッテル張られてたみたいだったっけ。
でも今でもそうだけど、僕の体にはまったく合わない種類の運動なのである。この種の運動負荷に対する、呼吸器系、循環器系のサイクルが絶マッチしてないとか、そんな感じなのだ。心臓も肺も悲鳴を挙げて、脳に赤い警告灯が点滅しピーピー鳴ってとても続けられない状態になる。聞きかじって、冠静脈とかが細い人の症状に似ていて、きっとそういうことが僕にもあるんだと。
その上の、中年からの足腰の故障。

そうなると何で走ることにしたのか。
まだよく解らない。

この秋から始めたラン練習。走るたびに膝や腿あたりの筋肉をひどく痛めてしまってコンスタントな練習にならず、2キロを通しで走ったのはこの日が初めてだったんだ。
500mのコースを4周回。1周目、走りきれるか心細い。2周目で警告灯が点滅。3周目、それでも何となく体内の負荷サイクルに一定の状態が出来始めてくるのを感じる。後1周という安堵感も後押し。4周目、負荷が負担では無くなって来るような?気がしてくる。そうかこれがランナーズハイとかいう状態なのかと、自身の体の状態に妙な感心。
そうして完走!。
走れたこと、苦痛から解放されたこと、体の新しい機能を発見できたこと、まったくもって気持ちよかった。

若者が多い中スイムは同等に渡り合えたけど、当然のごとくランではバンバン抜かれて周回遅れ。それなのに50歳代1位だって!マジかよって、思いがけないご褒美付き。それに、う〜ん...意外に足が痛くなってない。

秋の佳き日でありました。
PS.50代は僕一人だけだった...

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