2011年11月8日

縁・えにし

広島にいる次男坊の処で祝い事やら何やらあって、車で家族4人乗せて安芸の宮島一泊旅行に出かけた。
片道800キロ。休憩込みで10時間かかる。往きは東名、帰りは中央道を使った。もちろんAlfa Romeoではなく国産車でである。といってもアルファ以外は軽のラパンしかない我が家にとって、夜通し走るのはまさに弾丸ツアーだったのだ。
パワーは100キロ維持にはギリギリだが十分。一般路ではふらつく電動パワステは、速度感応らしく結構マトモになってくるのは意外。しか〜し、後席はジュリア並みに広いのでスペースに不満は無いのだが、柔なリアサスペンションは高速道の荒れた段差に対応しきれずガンガン突き上げて後席での安眠はほぼ不可能。いくら運転手が3人居るからってローテーションはハードでした。

おまけに雨☂。

ヨーロッパでバカンスの頃、荷物と人間を満載したフィアット500やルノー5がオートルートを南下するのをよく見かけたが、気分はそう遠くない。僕以外皆熟睡し、不平を言わないところに改めてラテン入ってるのを確認する事になった。我が家に不可能は無いかに思えた。
以前、そ・う・い・う・世界に精通している方に言われたことがあるのだが、僕の守護霊は位が高く、厳島神社に祭られているのだそうだ...Oh my God !。
僕は決して信心深いとは言えない人間のはずだが、言われてしまうと気になって仕方が無いという部類には属している。以来、近所の谷保天神の境内に厳島の出社があり、コトある事には必ずお参りする様になってしまっていた。
そういう縁も確実に後押しあったのだが、厳島神社は僕にとって人類史上最高傑作の建築物。二度目になるこれをじっくり味わうためにと、1年前の予約で宮島内部に宿を取った。その甲斐あって、朝もや煙る6:30開場のだれも居ない社内を散策し、潮の満干、朝な夕な姿を変えるこの建物の醍醐味をしゃぶり尽くせたのである。
ろくな道もないし信号も存在しない小さな島で、僕のを入れてもきっと10台くらいしか車がないだろうか、そしてその半数が消防車とパトカーだろうか、煩わしい音が無いことに気づかないくらい静か。程よいと思える小雨に洗われた空気は段違いに透明だった。平安時代にタイムスリップし、将門と空間を共有したといったら酔い過ぎだと言われかねないのだが。でもそういう気分で、一人で、ユックリと…(我が家族にはこういう情緒は微塵も無い)。

雨じゃなければ、四国に渡って金比羅宮と讃岐うどんにうず潮…
1000キロツアーが出来たのに、と妻の不平。

4 件のコメント:

おかんの頭の頭 さんのコメント...

サスだけいじちゃいましょう!
きっとイタリア人なら、そんなもん触ってないっといいつつ、触ってるはずですから(笑)

コーシロー さんのコメント...

おおっそうか!。早速ダンパーを検索っす。

コーシロー さんのコメント...

テインから車高調セットが出てました。マジかよ。

おかんの頭の頭 さんのコメント...

出てるでしょうに!

ジュリアより沢山走ってて、SSとかそんなデザインや走り系のもあるんですから、足回りどころか・・・・