2008年1月14日

Take your marks


最近やけに力が入ってる水泳です。
中学頃水泳部だったのですが、ブランク30年、腰痛治療で医者に運動を促されて、妻に背中を押されてイヤイヤ始めたのが、いつの間にか夢中になっておりました。そして、今ではこんな競技会にも出ています。こういった大会はフェアな体力勝負のために、5〜10才ごとの年齢に区分されていて、幾つになっても楽しめる様になっているんです。
昨日は千葉国際水泳場でスポーツクラブの大会が行われ、年甲斐も無く頑張った1日を送ってきました。
乗り物と違ってパンツ1枚、生身の勝負、競泳って本当に気持ちの負担が大きいんです。
大会前の1週間は始終ソワソワしてます。
当日となれば耳から音が聞こえる程心臓がドキドキ。
出場順を待たされてる数分は緊張のピーク。頭の中が真っ白てことを味わえる。
初参加したときは、いい歳してこんなに緊張する自分が可笑しくて・・・。
それから、心臓が飛び出すって言葉が何と的を得た表現かを噛み締める様にスタート台に上がります。台に手を添え構え、合図を待ち...。アドレナリンがドバッと分泌され(多分)、集中力が高まり、ドキドキが止まり、何の音も聞こえない様な不思議な瞬間がやってきます。煩かった歓声も何処かへ。眼下の水面にセンターラインが揺れている。シ〜ン!何度見ても美しい・・・。
ダンボな耳にスタート音が突き刺さり、思考以前、本能が反応し弾かれた様に離陸して行く・・最近は電光掲示板に反応時間が計時されるのです・・0.7秒・・・。この緊張の中に4年待ったレースにかける北島康介の気持ちが垣間見える・・・。 
次の大会は一ヶ月後。

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